本日は、日経新聞の雑感を6点ほど。


■朝刊P2社説「企業への公的支援は厳格な基準で」

 公的支援への警鐘を鳴らす主張ですね。

 前にも書いた気はしますが、わたくし個人的にも「リビングデッド」な企業を存続させることには反対です。

 まして国の、というか国民のお金を使って私企業を支援するのであれば、本記事で指摘している「その企業の破綻回避が日本経済にとって死活的に重要」であることと、「一時的な苦境を乗り切れば、きちんと再生する見通しがある」という2点の確認作業が最低限必要という論点は、全くの同感です。

 さらに、重要な指摘として、「出口戦略」と支援が失敗した場合の責任の所在、という2点は本件に限らず、政・官においては、すべての施策に当てはまる、問題点だと思います。

 無責任な各種施策の運営、「出口」が無いままに前例に則って続けられるルールなど、大して期待しているわけではないですが、あまりにひどいニュースが毎日のように流れてきて、うんざりしています。

 話が飛んでしまいましたが、大盤振る舞いする財源のその”ヒト”のお金は、無尽蔵に出てくるわけではないのですから、納得のいく使い道にしてほしいものです。


■朝刊P2社説「見直し迫られるコンビニ経営」

 このニュースを見た時は衝撃的でした。

 確かに、消費期限の迫った食物が安くなってくれるのは嬉しいですが、それにより、品揃えが不足することになったり、新商品の販売ペースが鈍ったり、低下での販売数が減少することによる加盟店経営悪化での店舗数減少、、とかにつながったら嫌だなあ、という複雑な思いが正直なところでした。

 業界がどのような戦略転換を打ってくるのか、これからも注目していきたいと思います。


■朝刊P5「中小企業再生対応に遅れ 金融危機で相談急増」

 現在勉強している中小企業白書だと、相談先として「中小企業支援協議会はあまり意識されていない」という理解をしてしまっていますから、時代の変化を感じるニュースではあります。

 こうしたニュースも診断士を目指す人の増加につながるんだろうなと思いますし、わたくしもそうですが、実際に中小企業支援のチカラになる人が1人でも多くなっていってほしいなあと思っています。


■朝刊P16「ネット広告業績 検索連動など不振「費用対効果」で明暗」

 ネット広告業界からだいぶ離れてしまっているので驚きだったのですが、SEOが伸び悩んできているようですね。

 確かに顧客の誘導率を高めるサービスということで直接的に売上に貢献しないという点からも、広告主の選択行動としてアフィリエイトのほうが優先されているのかな、と想像はするものの、企業のコストカット意識の高さを垣間見れる業績予想のように思えました。


■朝刊P17「新規株式公開、低水準に 1-6月期9社 景気悪化で見送り」

 今年初め頃の「09年は30社あるかどうか」という見通しが現実のものになりそうな気配ですね。

 景気回復の見通しが立たない以上、どうしようもない結果ですし、どうにかしようと無理をする話でもない気がしますし、逆にこの環境下で上場しようとする意気のある企業がどのような意図でパブリックを選ぶのか、個人的には注目していきたいと思っています。


■朝刊P17「一目均衡 株主総会で受託責任を考える」

 この記事を見ていて、ストックオプションや高額報酬など利益は山分けするのに、損失は負わない経営者のインセンティブが、「失敗したときに責任を負わない」という最初の社説で取り上げた問題点がここにもかぶるなあ、と感じさせられました。

 「受託責任」については、日本企業の経営者でこの意識を持っている人も少ないような気がしますし、一方で、「委託責任」の意識を持っている株主も少ない気がしますし、今回のような厳しい株主総会の場などを契機に、双方の意識が高まっていってほしいと考えております。


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