本日は、日経新聞の雑感を4点ほど。


■朝刊P2社説「大学は中小企業との連携に踏み出せ」

 中小企業白書公表に伴い、関連の社説が載っています。

 産学連携についての取り組みについてですが、中小企業側と大学側の意識のズレに言及しており、また、金沢大学や高知工科大学といった前向きな取り組みをしている大学も紹介されています。

 特に個人的な意見はないのですが、本文後半での主張どおり、少子化が進む現在において、大学の知財戦略としては企業顧客へのアプローチは重要な視点ですし、企業側からよりもむしろそうした知的資産を持つ大学側から積極的に売り込めるような施策も一考に値するのではと思います。


■朝刊P2社説「学ぶ価値ある法科大学院を」

 法曹人口の議論については、本ブログでも何度か取り上げていますが、本社説は司法試験の「入」と「出」のうち、「入」の問題から述べられています。

 学生の「質」を向上させることで、「出」(=法曹人口増加)も期待できる、というような主張だと認識しています。

 確かに、重要な問題点であるとはわたくしも思います。

 が、個人的には、日弁連等の対応を見ていると、「出」(法曹界に入る)に不安があったり、思うような費用対効果が得られない心配があるからこそ、優秀な学生が集まらないという問題のほうが大きいと思います。

 法曹人口を増やしたいのかそうでないのか、意思表明機関が議論集約をしてはっきりとその意思を表明することがこの議論のボトルネックとなっている気がします。


■朝刊P3「絶版本をデータベース化 「グーグル図書館」に困惑」

 こうした記事を見る度に、グーグルの企業としての輝きを感じてしまいます。

 利用者の利便性の高いサービスを提供する為には、摩擦も恐れず、法制度も恐れず、チャレンジしていく姿勢を見る度に、個人的には、現代のエクセレントカンパニーの1社だなあ、と思わされています。

 youtubeの時もストリートビューの時もそうでしたが、法制度や利害関係者との調整も加えながら、これからも新しい世界を作り続けていく企業として、存在し続けていってもらいたいです。


■朝刊P11「改正薬事法前夜(下) 販売制度改革の余波 事業モデル見直し連鎖」

 グーグルの話をした後で、この記事を見ると、かなりうんざりしますね。縄張りを守る争いばかりが目に付いて。。

 既存のビジネスモデルを守る為に、新しいビジネスモデルを阻害しようとする国を含めた動きって、わたくしには理解できません。

 検討会でどのような結果が提示されるのかわかりませんが、行革後退の中で、省庁の反発が露骨に目立ってきている中で、本件は個人的にかなり頭にくる省庁の対応ですので、しっかりと見ていきますし、その結果次第では、しっかりと選挙を含め、意思表示につなげていこうと思っています。


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