本日は、日経新聞の雑感を2点ほど。


■朝刊P1「上場企業 経営リスク、2段階で開示 金融庁方針 重大事に陥る前に情報」

 国際会計基準では、2段階開示なんですねえ。

 開示に関わる方には、大変な変更かと。

 どの程度までの潜在リスクを開示するか、という問題は、企業戦略的にも難しい判断だと思います。

 「可能性」という程度でどこまで開示するかで、コーポレートファイナンスなんかではもろに影響が出るかもしれないですし。

 個別企業によるかとは思いますが、このリスク情報開示に過剰に反応して、企業の衰退を招くような事態にならないよう、関係者の方にはお願いしたいですね。


■朝刊P5「証券会社の投資事業 金融危機で一転重荷に」

 個人的には、この景気後退局面で投資事業のリスク面をまざまざと実感しています。

 数年前は、金融機関も一般事業会社もベンチャーでさえ投資事業にかなり傾注していたと思いますが、投資資産の価値下落でリスクが顕在化してからは、目に見えるほどに一気にシュリンクしていった印象があります。

 ただ、一方で、設備投資も事業投資も人材投資も、逆張り的にはまさに絶好の投資機会が続いているのも事実ですし、こうした局面で前に打って出られる企業は、本当に強い企業なのだと思います。

 少しずつでも、そういった企業が増えてくる状況に変わっていってほしいと願っている次第です。


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