本日は、日経新聞の雑感を6点ほど。


■12/16夕刊P3「巨額詐欺マドフ元会長のファンド 米公社が清算開始」

■12/17朝刊P9「顧客に著名人/高利回り突出 米巨額詐欺、資金集め巧み」

 先日からのエントリ に続き、一応取り上げました。

 朝刊の記事には、主な投資家リストが記載されていますが、4.5兆円の損失(元会長談)が本当だとすると、こんなもんじゃ全く済まないのでしょう。

 本記事に、「運用成績データを精査する際に、それがウソかもしれないという観点では通常見ない」という意見が載っていますが、第三者からすると、その認識自体が金融のプロとは言えないと思うのですが、厳しすぎるんですかね。。

 かと言って、他の投資家が運用成績に疑問を持っても答えてもらえなかったというのにも関わらず、投資し続けなければならなかった会社もあることからすると、やはり金余り下だったからこそ「巨額になるまで成り立った」詐欺手法なんでしょうね。

 今後も推移を注視していきたいと思います。


■12/16夕刊P2「ニュースの理由 国際金融市場100兆円縮小」

 BISによると、今年4月-6月の3ヶ月で国際金融市場で資産が100兆円減少したとのこと。

 本記事では、日本向け融資が大幅に減少した裏側には、欧州銀行が資産圧縮して債券市場の縮小を招いたことによるとのことで、こうした裏側は時間が経たないと部外者には明らかにされないものですが、一方で、こうした裏側があることを普段のニュースにおいても仮説立てする際に参考にして学んでいかなければ、と個人的には考えさせられました。


■12/16夕刊P5「ひとスクランブル さわかみ投信社長沢上篤人さん(2)」

■12/17夕刊P4「ひとスクランブル さわかみ投信社長沢上篤人さん(3)」

 先日から特集されている沢上さんの記事ですが、昨日・今日と、大学卒業後~社会人キャリアについて載っています。その間での仕事に対する考え方の変遷を追えて、主体的にビジネスを選択されてきた同氏の思考を垣間見れて、刺激をもらいました。


■12/17朝刊P16「激減IPO(下) 不祥事続き強まる不信」

 昨日からの特集の続きですが、本記事の結論のとおり、IPO復活には「退場ルールの整備」に尽きるのではないかと思います。

 日本の大学入試のように、「入るまでが大変で入った後は緩い」という運用が新興市場において続いてきましたが(最近は、J-SOX対応を含めコスト負担や内部統制での仕組みは導入されてきてはいますが)、不祥事を起こす企業がこれだけ後を絶たない状況を鑑みると、入場だけでなく退場についても厳しい運用を行わないと、リスクテイクする投資家はよほど好景気にならないと戻ってこないように感じます。

 世界的な経済減速が加速し、既存事業の堅調な伸びが見込めない時期が続く見通しがある以上、新しい事業を支援できるようなIPO市場の復活を心待ちにしています。


■12/17朝刊P16「研究費の一部資産計上可能に 会計基準委、M&A会計決定へ」

 研究開発費の一部資産計上、合併時の「持分プーリング法」廃止、M&A時の企業株式時価評価を実施日にて、といった変更ですが、インパクトの大きい変更かと。09年4月から早期適用も認められるとのことですので、注意も必要ですね。


■12/17朝刊P42「民法の成年 年齢下げ先送り 法制審、慎重論根強く」

 以前、このエントリ にて触れましたが、今回は見送りで来年の臨時か再来年の通常国会への法案提出を目指すようですね。

 まあ、今回ここまで議論につながってきましたので、消費者被害防止などの懸案点についての対策を熟慮していただき、来年には前に進めてもらうとともに、国民側でも意識を持っていく期間として本件が認知されていけばいいなと思います。


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