ちょっと今更感はありますが、日経新聞の雑感を1点ほど。


■8/7朝刊P7「金融力 第2部 リスクマネーと向き合う④ 揺れる行政戸惑う市場」

 経産省内での複数意見の存在、司法での意見のブレ。

 本特集で指摘している点は、金融界をはじめとした産業界に属していない一般人でも新聞紙面でその困惑感を感じられるほどに、混迷している雰囲気をかもし出している気がします。

 経産省の北畑さんなんかはデイトレ発言でわたしでも名前を知っているくらい有名ですが、事務次官がそういった発言をしているのに、経済財政白書で「ファンドはリスクマネーの供給源」と高々を表明されても、「本当にその方向で施策を推進する気があるんですか」と、つい思ってしまいます。

 司法に関しては、海外から資金を取り込みたいと日本が本当に考えているとすれば、その判断の影響度は下手すれば、現状の日本では行政より大きいですよね。ブルドックソースの防衛策発動容認につながる司法判断は衝撃的でしたし、わたしがもしスティール側の立場であれば、間違いなく日本は敬遠しますね。見込みのある業界で、個別企業として見込みのある企業があったとしても、司法リスクをとってでも投資したい魅力的な企業がそれ程数多いわけで無ければ、同程度の見込みの企業群が存在する司法リスクの少ない他国を間違いなくとります。

 この記事を読んでいて、確かに国としてのメッセージが曖昧で、日本のイメージはぼんやりとしたものとして他国に映っているんだろうなあ、とふと思ってしまいました。

 

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