NHK土曜ドラマ『監査法人』
http://www.nhk.or.jp/dodra/kansahoujin/
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実際の監査との違いは、現役の会計士の方々がご指摘されると思いますので、そちらの方々のエントリをご覧いただくとして。
個人的には、今回の回は、若杉さんや茜さんの心情が痛くわかりました(私自身は、会計士ではないですが)。
違う立場ですが、「飛躍したい」と考えるリーダーに対して、同様の指摘をし、理解を得られなかったことが何度かあります。
どうしても、リーダーが自己(自身が率いる組織を含む)の保身とその飛躍を最優先に考えると、最低限のルールに則ることすらないがしろになってしまう思考に陥りがちというのも、私自身がこれまで見てきたリーダーの一部においては、事実そうだったようにも感じています(今回の例で言えば、小野寺さんや井上さん。代表社員である以上、若杉さんも入りますね)。
リーダー自身が、経営判断における優先事項の選択肢の中で、他の利害関係者をどこまで本気で慮れるか否か。
従業員・株主・顧客・取引先・金融機関・地域社会、そして、上場するのであればもちろん投資家に対して。
そして、そうした利害関係者を慮って舵取りをし”続ける”ことが、上場会社の使命であり義務でもあると思っていますし、その資質がリーダーには最低限求められるモラルだと思っています。青臭いかもしれませんが。
恐らく、次回の放送では、公認会計士や監査法人の使命に対する問題提起はもちろんですが、企業側の間違った「飛躍」に対する結末と代償、そして使命も描かれるのではと想像し、期待しています。
また、篠原理事長のコメントで、「同じことをしている人間に対して、良いと言ったり悪いと言ったりする”時代”と戦っている」という趣旨の発言がありましたが、この言葉は非常に奥が深いと思います。
個人的には、政治家の方々の政治判断というものも、その時々で行なったことがその時代の「今」において判断されるのではなく、「未来」において振り返った時に、評価が下される判断が多いという意味では、長年、政治活動を行なっている政治家の方々なんかは共感される点が多いんじゃないかなあ、と思います。
もちろん、長年、企業を含め、組織のリーダーとして、重要な判断をされてきた方々も同様に共感されているのではと。
「今」しか見ないで生きようとすると、その時々の風潮や時代感覚が全て正しいかと思ってしまいますが、長年続いてきた歴史の上に「今」があるとするならば、その延長線上で「未来」を見据えて、自分自身で考えて行動することが必要だと、個人的には強く認識しました。
自分自身がリーダーとして、将来的にエクセレントカンパニーを創る一役を担うための臥薪嘗胆の時期としての「今」、歴史(もちろん、経済史含む)については、これまで以上にしっかりと学んで、先人の方々の善も悪も参考にしてさせていただきたいと考えています。
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