模擬試験2日目の前に、日経新聞での雑感を4点ほど。


■朝刊P2社説「ネット覇権狙うライバル提携」

 本件は新聞紙上で、推移のみを見ていただけだったのですが。

 個人的には、いずれに転んでも独禁法の判断待ちで、しばらく時間がかかるんだろうなとは思っていたのですが、この記事の主張の中に「(省略)独禁当局も踏み込んだ判断は下せないだろう」とあるのを見て、ヤフー株主の動向をはじめ、また違う展開が繰り広げられるんだろうなあと勝手な想像を掻き立てられました。

 一方で、最後から2パラグラフ目に主張されているように、「シリコンバレーのダイナミズム」という文化の観点では、ヤフーとグーグル社員の相性のほうが合うというのは、何となく納得できた点でした。

 ただ、最終パラグラフ記載の「日本企業への警鐘」と本件を捉える経営者はまだまだ少ないように感じますし、現在の企業に対する行政引き締め強化フェーズでは、そうした風潮が出ようにもないようにも感じます。私見ですが。


■朝刊P4「日本興亜・米ファンド 対立深まる」

 記事を見ている限りにおいては、サウスイースタンは経営陣に対して、警鐘を鳴らして、危機感を煽るのが目的のようにも見えますね。

 社長の責任に直接的に起因する論点についても、一部サウスイースタン側にも誤認もあるようで、他の取締役を再選させることが、解決策にはならない主張が多いようにも傍からは見受けられます。

 よっぽど、再任予定取締役の内に、変革実行力のある方がいらっしゃるのであれば、話は別だと思いますが。

 まあ、いずれにせよ、今日の記事を読んで、個人的にはちょっと興味度が薄れましたね。


■朝刊P5「日雇い派遣原則禁止 厚労省検討」

 これですが、、小生自体が学生時代に、日雇い派遣に大変お世話になったので、非常に興味度の高い問題です。

 まず、結論としては、記事の最後の文章で慶応大学教授が指摘されているように、「禁止した場合はその人たちがちゃんと職につけるのかということまで含めて考える必要がある」という点に包括されている「労働者側のメリット」も考えてあげるべきだと思っています。

 今になって、「ワーキングプアの温床」とか言っているようですが、景気の苦しい時には、正規雇用から非正規雇用を促進して人件費削減をテコにした企業業績の回復の裏側にあった、労働者の犠牲にはほぼ目をつむっていたのにはかかわらず、回復した企業部門の業績についてのみ、与党が大いに賞賛しているのはいかがなものかと思います。

 日雇い派遣そのものが悪いのではなく、まだ企業側がすり抜けられる余地が大きい規制を強化していくことで、対処できる問題という風に思えるんですが、どうなんですかねえ。

 中小企業に影響の大きい問題でもありますので、診断士のたまごとしても注目していかないといけない論点だと考えています。

 

■朝刊P14「金庫株処理変化の兆し 株式交換や消却拡大」

 日経平均も下がってきて、収益率を求められるようになると、必ず金庫株の処理は話題にあがりますね。

 各々の企業の資本政策にもちろん判断の分かれるところかと思いますが、自社株買いをすること自体、資金用途として事業投資をしての収益率を高めるよりも、自社株買い&消却でのEPSをあげるほうが確実性が高い戦略だと経営陣が判断しているともとれ、その企業への魅力をあまり感じなくなってしまう可能性なんか無いんですかね?

 以前から、個人の意見としては親子上場反対の立場なので、そういった形で株式交換をされるのは(株主ではないのですが)やむを得ないと思います。

 ちょっと話がそれましたが、自社株買いが急増しているグラフを拝見して、企業業績への不安感が高まったというのが本記事での感想ですね。


記事を読んで、このブログを応援していただける方はクリックを

お願いします。 ⇒ 人気ブログランキング


TREview

↑記事を読んで、「もっと頑張らないとダメだよ」と叱責してくれる

 (恐らく)多くの皆様、こちらへのクリックもお願いします。


最後に、評価ボタンを押して、ランキングチェックお願いします!
素晴らしい すごい とても良い 良い


e-日経購読ガイド
日本経済新聞の購読申込みはこちらから


以下は、日経BPから発行されているオススメビジネス雑誌です。