6/14(土)からNHKで放映されるドラマ『監査法人』を観る前に、いくつか会計監査や最近のファイナンスにかかる本を読んでおこうと思っていました。


その中で、最初に読んだのが、細野会計士の実話ノンフィクションの同書。


感想は、ひと言で言って、「これほどまで崇高な公認会計士が日本にいたんだ」というものでした。


仕事柄、これまで数十人の会計士や司法関係者の方とお会いしてきましたが、これほどまでの高い倫理観と「真実」を追求する人は見たことがありませんでした(まあ、今も書籍を読ませてもらっているだけでお会いしてませんが)。


以前、キムタク・松たか子主演で『HERO』というドラマを観て、おぼろげながら検事の仕事の一旦をイメージして、そうした仕事を本職とされる方を尊敬していました。

事実、ドラマで描かれるほど、良いイメージの日々であるわけはないにしろ、日本の正義を守るというモチベーションで仕事をされている方も大勢いると思いますし、近い裁判員制度に向け、検察内でも改革を迫られていることもあろうかと推測します。


ですが、この細野氏の書籍を拝読させていただく限りにおいて、司法のあり方に疑問を呈さざるを得ませんし、同氏が上告主張されているように、同著での問題点がクリアにならないと、裁判員制度の有用性には期待は持てませんし、司法への信頼は高くならないと推察します。


法律および会計への興味・理解が少ないと、あまり楽しめない書籍かもしれませんが、司法関係者・監査法人・会社経営者、そして、それらのプロフェッショナルを志す方には是非とも読んでいただきたい書籍です。

(本屋で立ち読みしていただけると、本書にのめりこめそうかそうでないか、イメージが分かれると思います)


「裁判官とは?」「検察官とは?」「弁護士とは?」「公認会計士とは?」「経営者とは?」といった、それぞれの職務において、「プロフェッショナル」とはどういった方なのか。

その答えの一端がこの著書から、ヒントが得られると思います。


私自身は、細野会計士には、日本のためにも、是非最高裁でも頑張ってほしいと願っております。

公認会計士vs特捜検察/細野 祐二
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次作も数日後に発行されるようですが、のめりこむと勉強に差し支えてしまうので、次は、少し軽めの本を読もうと思います。。



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