いつもどおり、日経新聞での雑感を3点ほど。


■朝刊P1・3「エンジェル税制 活用加速」

 診断士受験生にとっては、お馴染みの制度ですが。

 こういった形で、国内で余剰に貯蓄されているマネーがベンチャーへ流れる流れとそのベンチャーを支援する制度を積極的に使用し、事業への支援する診断士の役割はやはりそれなりにあると思いました。

 これが、悪意を持って使用されないような規制がどの程度かかっているのか、また例のごとく詳細までは調べていませんが、反社会の方々に利用されないような、当初の目的に即した形での運用になることを願っています。

 それと、P3の記事において、日本では10~20億円にとどまっている投資額が英国では04年度で既に1,000億円を越しているという比較からすると、良くも悪くもトライアンドエラーを重ねることで、資金を呼び込む余地は相当数あることが伺えるので、この辺が、国の戦略に密着に関連しているはずなので、今後の推移に注目していきたいと思います。


■朝刊P13「企業とIT 変わるオフィス(中)」

 昨日に続き、大企業っていろいろ施策を打てていいなあ、と率直に思ってしまいました。

 と同時に、日本HPの個人情報流出に対する謝罪金が1人あたり5,000円と4年前のソフトバンクの時から10倍に跳ね上がって支給しているという漏洩コストの発生リスクをヘッジするという意味では、マネジメントの判断としても対策をしっかりと打つことは経営責任として必要不可欠だとも感じました。

 個人的は、シンクライアントでのノートPCで、かつVPNのセキュリティが十分に担保できるのであれば、非常に嬉しいです。

 ベンチャーでは、PC管理もある程度社員個人に委ねなければならない場面が往々にあり、それこそMicrosoft Updateやセキュリティソフトの更新、システムデフラグといったごくごく些細なことも、面倒で行なわない(というのもありながら、他の業務が多く業務時間内にはなかなかできない)ということもありますから、システム専門者の配置とサーバでの情報一括管理・社内外においてシステムを止めない構築などの業務は、必須の事項として注意を促していきたいですし、経営者の認識も高めてもらいたいとも思います。


■朝刊P17「広がる買収防衛策 導入500社超(上)」

 シリーズ記事のようですので、さわりの内容という感想ですが。

 日本株式市場への魅力低下というややマクロ的な問題はさて置かせていただき、個別企業に関してフォーカスすると、何と言っても、時価総額が低い原因として、「利益率の低さ」という点に対する対応がまだまだ不十分であるということに対する経営の意識が低くその打開策を打てていないということがあるかと思います。

 そして、この問題は、昨日も取り上げましたが、生産性の低いホワイトカラーを多く抱えることを前提に経営をしているのが大きいと思っています。良く言えば「日本的家族主義」、悪く言えば「日本的に義理人情による人事実行」という感じでしょうか。

 業績を支えている現場社員の功績に過度の負担を強いながら、トップ・ミドルのマネジメント層はホワイトカラー生産性に関しては、相当低いとメディアで取り上げられる大企業を見ていても感じます。

 同業他社との利益率比較や、自前の中経との業績比較といった「内向き」の視点のみで、海外に目を向けた国際的な比較やそこから感じ取れる「いかに自社が競争力が低下しているのか」といった危機感をトップが感じて、その競争下での勝つための戦略実行を行なうことが、国際的な時価総額を上げる為の個別企業の施策ではないかと思います。


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