月曜なので、興味のありそうな記事はあまり期待していませんでしたが、実は結構迷うくらいありまして、軽いのも合わせて、日経新聞での雑感を4点ほど。


■朝刊P1「配当重視や自社株買い 株主配分、利益の5割」

 皆様はこの記事をご覧になって、どう思われたのでしょうか?

 所属業種や財務ご担当者・投資家の方など、立場によりけりだとは思いますが、私は正直「やっぱり米国の後追い。経営者は本当に頭使ってんのか?」って思ってしまいました。

 業種や個別企業のデータを追っかけているわけではないので、個別企業ごとに好悪はあるかとは思いますが、基本的に、株式持ち合いの多い日本の上場企業において、株主利益を優先することが絶対に良いとは言い切れない。

 逆に、外部流出ではなく、内部留保することにより、積極的に設備投資や研究開発などに使ってきたことが、80年代までの日本経営の発展の基礎でもあったはず。

 現在の原料高騰による経営への影響は、安全度からすれば、中小企業のほうが大きいはずだと思っていますので、個人消費の減速感と合わせて、国内経済として縮小均衡に向かわないように気をつけていただきたいと思いました。


■朝刊P11「三井物産 成果主義「撤回」」

 本当に人事の問題って難しいですよね。

 採用・考課・報酬に加え、組織効率を高める為の組織戦略まで範囲を含めるとするならば、はっきり言って、経営戦略の根幹を成していると思います。組織図で言えば、労務とそれ以外を切り離し、「それ以外」については、いわゆる「経営企画部」とか「経営戦略部」とかそういった範疇だと個人的には思っています。

 成果主義の導入については、全く記事のとおりで、締めすぎず・緩めすぎず、ということなんでしょう。

 ただ、これは「制度」だけに権限を持っている部門員だからこその発想で、三枝さんの受け売りではないですが、事業部門をある程度細分化し、困難だがやりがいはある仕事に権限と責任を持ってもらうことで、その分成果も責任を負う形をそのマネジメントチームに負わせることである程度の対応が可能かと思います。

 皆が皆、「困難な仕事をしたい」とか「成果主義で報酬をできるだけ稼ぎたい」という価値観の人間ばかりではないはずですし、その点は、それまでの実績や本人の志向を加味して、キャリアパスを用意してあげられるのが理想なんでしょうね。

 でも、それは、本来、経営者に近い層までの権限が無いとできない範疇ですので、逆に言えば、経営者の仕事であり、進言したり改善の為の提案や実行の手助けを行なうのが、中小企業診断士の適性のある方の役割でもあるのかな、と感じました。


■朝刊P16「リーガル映画館 ウォール街」

 1985年のウォール街を舞台にした映画ですが、インサイダーでの問題が毎日のように記事に踊る昨今、株取引に関係している人もしていない人も、見てみる価値はあると思います。「何がインサイダー情報にあたるの?」っていう疑問についての、初心者の入り口としては入りやすいのではと。自分が株取引していないのに、こうした制度について「知らなかった」というのは言い訳に過ぎず、つかまってしまうかもしれませんからね。

 個人的には、、勉強していないと損をする、というのを、年を重ねれば重ねるほど、痛烈に感じてます。

 人生は日々勉強です。


■朝刊P38「論点争点 健全サイトの認定期間 法規制回避へ自主対応」

 これは深い問題ですよね。

 個人的には、画一的にでもフィルタリングをかけられる仕組みを官・民合わせて推進していくべきだと考えていたのですが、一方で、「特定サイトへの閲覧制限への国の関与は検閲に似た効果があり表現の自由を侵す恐れ」の指摘について、、ああ、そういう視点もあるのか、と単純に自分の視野の狭さを感じて、恥ずかしくなってしまいました。

 18歳以下の少年を対象とすると、PCより携帯での影響が大きいので、既に爆発的に伸びている携帯ビジネス市場への対応として、スピードを持って、ご関係者の方には進めていただきたく。

 PC派であり、携帯もスマートフォンでPC的な使い方しかしていない私としては、本当に第3者的な物言いのみで何か申し訳ないですけれども。


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