今日はツッコミたい話題が盛りだくさんなのですが、その中で日経新聞での雑感を3点ほど。
■朝刊P14「審査の限界浮き彫りに アスキーS、上場前から虚偽記載」
ゴシック記載のとおり、上場前から気づくことができないという現在の審査体制の限界を示してくれた事例ですね。これだけ新興市場が冷え込む中、無理に進めようとする証券会社の方には、重く受け止めてもらいたいです。と同時に、検察や証取委ほどではなくても、監査法人にもっとつっこんだ調査権限をあたえることはできないんですかね?
投資家の方はもちろんですが、真面目に事業に取り組んでいらっしゃる新興上場企業にまで不審の目が広がり続け、資金調達の困難さを与えるような事業拡大の芽を摘んでしまうような市場には、投資家でなくても、興味が持てませんよね。
しかも、この問題の重要性を十分に認識し、対応できない国に投資しようとする国は出てこないと思いますので、国の信用問題でもあります。
■朝刊P14「ISSなど助言大手2社 アデランス経営陣の選任賛成」
これ、ちょっと意外だったので、取り上げました。
社外取締役の1名の増員を高く評価されたとの記事ですが、こんなんでいいんですかね?
詳細は特に追っていないので、どんな方かは存じ上げませんが、日本における現在の社外取締役の質は全体的にまだまだ高いとは思えず、「会社は創業した人のもの」という資本と経営の分離が、上場してもなお進んでおらず、問題を露呈している企業が多い、国の風土において、社外取締役の方の主張がどの程度取締役会に影響を与えうるのかは、個人的には信用できていないです。もちろん、人による面が大きいですが。
この事例を元に、社外取締役として就任されていらっしゃる方は、責任と権限をしっかりと認識いただいて、適性と考えられる経営判断の一助となられていただきたいと考えています。
■朝刊P38「独禁法違反 公取委へ報告最多7,300件」
ものすごい伸び率で驚きました。こんなにあるんですね。。
06年からの伸びは尋常でないです。
記事では、課徴金減免制度の浸透を上げられていますが、社会情勢的に、様々な面で企業や官公庁の不正が発覚し、「正しいことは正しいし、間違っていることは間違っているんだ」もしくは「これっておかしいんじゃないの?」という意見を公の場で主張していいんだ、、という個々人の意識が変わったことが何よりも大きいのでは、と個人的には思っています。
もちろん、消費者自身が損害を受ける事例も多かったことから、「主張していかないと自分を守れない」という積極的な心理も大きく働いていると思っています。
良いデータではないですが、こうした風潮が広がることは、決して悪いことではなく、裁判員制度導入も控えた今としては、各個人の問題意識の高まりとしては良い方に受け止めています。
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