T19Happy birthday dear 俺・・・あんま嬉しくないがね
今まで生き長らえて凄いと思うよおめでとう
スクリーム30歳、お誕生日おめでとうございます!

2024年1月19日、とうとう30歳になっちまった、T19です
お祝いにゴジラバーガー3種とゴジラエナジーを独り貪り、自分への誕生日プレゼントを眺め至福の時間を過ごしてます♪


自分への誕プレ紹介の前に、ちょっと昔話させて下さい。

2008年の春、琵琶湖で70センチ、8.4キロの超デカバスが揚がりバス業界を賑わせました

釣りが流行ってた我が中学校でも大騒ぎになって、そのバスの特集が組まれたルアーマガジン2008年6月号は、当時の日吉中学校3年生男子はほぼみんな買ったんじゃないかなぁ。

こちらがそのルアマガ。
同級生達はバスの巨体よりも、「HITルアーは何や!?どこで売ってんねん!?」ということを何より気にしてましたね(笑)。

で、HITルアーはロマンメイドの『マザー』っていう木製ビッグベイトらしくて、岐阜の職人さんが手作りしてると。
サイズは30センチ、300グラム!値段は驚異の3万円オーバー

・・・そんなとんでもねぇルアー、買うのも投げるのも少年バサーには夢みたいな話で、「デカバス釣りたいんやったら金持ちにならなあかんのかなぁ」とみんなでボヤいてましたよ。

その後、マザー(と、それを投げられるタックル)を買うために小遣いを必死に貯める奴が出たり、ナナマルポイントに通い詰めてたら堅中のヤンキーに絡まれ喧嘩になって警察の世話になる奴が出たり、あのナナマル騒動は想い出深いです。

ちなみにその翌年、琵琶湖で73.5センチ、10キロの世界記録バスが釣られニュースになったんだけど、私の同級生達は高校で彼女作ったりバイト始めたりして釣りを辞めちゃった奴が多く、私が「バスの世界記録出たで!琵琶湖で!」と騒いでも「ほ~凄ぇなオレはもう釣具売ってもうたし、オレの分もお前が頑張れ」と言われたりして、あんま盛り上がらなかったですねぇ。

更に月日は流れ、同級生全員がフィールドから去り、バス釣りを続けてるのがとうとう私だけになっちゃった頃、ロマンメイドに『ネゴシエーター』ってルアーが存在することを知りました。

マザーをちっちゃくしたような姿のネゴシエーターは、18センチ、85グラム、1万円前後と、(マザーに比べれば)現実的なルアーで、「状態の良い中古品に出会えたら買おう」と、ずっと想ってたんですよね。


そして今回ですよ!30歳の誕生日という節目に、タックルベリーで見付けちゃいました!ネゴシエーター
少しフック傷があるだけの綺麗な状態で、お値段5千円。素晴らしい誕生日プレゼントです♪

T19小さな傷もクリアコートされてるし、マーカーシール貼られてるし、前のユーザーさんに大事にされてたんだね~
スクリーム結局売り飛ばされてるけどねー
T19ボディもカラーリングものっぺりした感じであんまリアルじゃないしさ、顔も何か可愛いのに、この素朴な感じが逆に威圧感を出してると言うか、ルアーと言うより漁具って感じでね、まぁ格好良いよコイツ!
スクリームレビュー中ごめんねちょっと気になることが・・・」
T19何だい?
スクリームこのネゴシエーター、ジョイント1個多くない?
T19

ネゴシエーターは2ピースジョイントのS字系ビッグベイト。今回買ったコイツは、よく見なくても3ピース・・・。
調べてみたらコイツ、ネゴシエーターではなく『ロマントリック』ってルアーだと判明しました。

一応ロマンメイド製品ではあるものの、リップ無し3ピースボディって、どうなんだ・・・?

尻尾が有る分マジックスイマーとは違った感じだろうし、構造的にはフラップウェーブに近いかな。

フラップウェーブは巻き速度でアクションが変化していくテクニカルな奴だったんで、このロマントリックも上級者向けかも。
まぁせっかく買ったんですから、ガンガン投げて使いこなせるよう頑張ります!

ロマントリック以外にも色々購入。チャートカラーのポップRが400円で入手できたのが嬉しい♪
あと、もうちょっと長めのトラウト兼ライトソルトロッドが欲しかったので、シマノのルアーマチックを7千円で購入。

私はよく竿を折っちゃうんですけど、大抵は釣り中ではなく、移動中に急斜面から転げ落ちたり、ウェーディング時に滑ってひっくり返ったりした際にパキっと逝っちゃうパターンで、「下手に高額ロッド買ってもコケたら折れるわなぁ」と思って、評判の良い格安竿を選んだ次第です。


翌日、無事30歳になりましたという報告も兼ねて大津の実家に帰る途中、におの浜にちょっと寄り道。
温排水の影響で冬バスを釣り易く、かつては極寒の日でも船団ができ、岸にもバサーが並ぶ激戦区でしたが、今は誰も居ません。

ゴミも全く落ちてなくて、琵琶湖が本来の姿に戻ってきてるのが嬉しい反面、かつてのにおの浜フィーバーを知ってる身からすると、バス釣りの廃れ具合に寂しさも感じちゃいます。

遭難ルアーを1匹だけ見付けて救助。親が待ってるので釣りはせず撤収しました。

さぁ、30代初釣りはどこで何を狙おう?想い出に残る釣行になれば良いが・・・。