スクリームZEALの最新作はデカアライくんクローラーだって

ゴング羽根物の流行りは結構息が長いっスジョイクロさんもクローラーになるらしいんで

ダービーオレの強さが理解されたんだよジャパニーズクローラーの元祖と言やぁ、オレだからな!

スクリームあんたが元祖なわけないでしょ嘘ばっかり言わないの

ダービーじゃあ日本の羽根物の元祖って誰なんだよ?

スクリームそれは・・・えーっと・・・まぁとにかくアンタじゃないのは確かよ

ダービーやっぱ答えられないんじゃん

スクリームあ、荷物が届いた

スクリーム冷蔵の荷物よ札幌からだって!
ダービーカニとかメロンとか、食い物じゃねぇの?開けてみようぜ
ゴング妙な臭いが・・・旦那様が帰るまで待った方が・・・」
ダービーそんなん気にすんなって!メロンだったら良いん・・・うわあぁあぁあぁ!!
ゴングちょ!?大丈夫っスか!!
スクリームえーちょっとこれ・・・封印解いたらだめな感じの奴じゃないの・・・

スクリームルアーじゃないよね?生の魚・・・だよね?ライギョ?ナマズ?・・・何でこんなの北海道から?
ゴング姉上危険っス!すぐその怪物から離れて!
T19ただいま・・・あ!何やってんだお前等!
ダービーた、助けて!荷物開けたら化物が!
T19化物じゃない!オオカミウオだ!

 

オオカミウオ。冷たい海に生息する巨大なギンポの仲間

獲物である貝や甲殻類を噛み砕くための頑丈な顎と立派な牙を持つ、魚とは思えない面構えが特徴の怪魚。

 

私T19、幼少期から水族館で何度も目にし、その存在を知ってはいたのですが、最近になって「北海道じゃ食用になってる」と聞き、1度食べてみたいと思ったんですね。

 

で、この御時世ですから、食用オオカミウオの通信販売もあったりするんじゃなかろうかと調べてみたら、普通に売られてました(笑)。

3キロ級で4900円4キロ級で6300円5キロ級で7700円6キロ級で9100円7キロ級で10500円とのこと。
1人暮らしの私はちっこいので十分だし、1番安い3キロ級のを購入(と言っても3キロって十分デカいんだが)。

 

ウナギみたいな体型と、全身を覆うヌメヌメ。

巨大な頭には亀裂の様に深いシワが刻まれ、揺らすとタプタプと震える分厚い唇!口の中に無作為に並ぶ黄色い牙!

顔だけなら、このまま怪獣映画の撮影に使えそうなぐらい恐ろしい・・・。
こんなのがひしめき合う中で生活しなきゃいけない北海道の海洋生物達は、毎日怖くて仕方ないんじゃないでしょうか。

 

それでは早速トライクッキング

ウロコ引きの手間が無いため、内臓とエラを取ってしまえば、後はもう身を切り分けるだけ!肉は淡いピンク色で、包丁がすんなり通る。

 

ブヨブヨの皮には独特な臭みがあるのですが、加熱したら化けるんじゃないかと、敢えて身にくっ付けたまま、頭と胴の一切れを鍋の中へ
薄めの出汁で長時間煮込み、良い匂いがしてきたら、『茹で狼』の完成!

真っ先に盛り付けたのは、やはりインパクト大な頭の部分!生前大好物だったであろう、ホタテを口の中に詰めて茹で上げました。
まずは厚い唇を頂く・・・うん!美味い!ゼラチン質で、しっかり白身魚らしい旨味もある

 

そして頬肉!普通、魚の頬肉って1口2口ぐらいで終わるもんですが、オオカミウオはかなりの大ボリューム!
ハッキリ言って、カサゴやメバルより、オオカミウオの頭の方が遥かに可食部が多いです(笑)。

 

頭(とホタテ)を食べ終え、次は胴部分を食べてみる・・・あれ?何でだろ

頭の皮は臭みが消えて美味しく頂けたのに、胴の皮は臭いがしっかり残ってるな・・・。

 

仕方なく皮を剥がして身だけの状態で食べると臭いは無くなり、しっとりした旨味が味わえたのでした♪

身は水分量が多く柔らかいけど、だからと言って薄口ではなく、むしろ濃口

 

小骨は数自体は少ないんですが、鋭く堅いので口の中を怪我しないように注意が要るかもしれません。
残りの身は後日、ムニエルと寄せ鍋の具にして美味しく完食!北国の凍える海が育んだ怪魚のパワー、しっかり頂きました!

 


赤色鳥『ボリス』。平均体重1.6キログラム。濃い褐色卵を多産。おっとりしていて動きは鈍いものの、重たい上に力が強い。
コイツ等を相手にするには、体力、集中力、そして何より気合が絶対に必要!

T19暴れても無駄だお前等ぁ!!こっち来い!!
後輩何か今日テンション高いっすね先輩!
同僚また変なモン食ってキメとるんじゃないんか

T19みんな昼までにゃ済ますで!

後輩うわ4羽掴み!?

同僚お前今回は何をドーピングしたん?
T19狼の肉
同僚「・・・いや嘘じゃろ

T19ホント