腹筋に続き、今回はスクワットです。
「正しいスクワット」の姿勢って、ご存じでしょうか?
・つま先より前に膝を出してはいけない
・膝の高さまで腰を下ろす
・背中を丸めない
・・・などなど。
調べると色々と出てきます。
今回は、【膝の高さまで腰を下ろす】という点をチェックしてくれる装置を作りました!
まず、床から私の膝の高さを測定してみたところ、約40cmでした。
床から超音波距離センサで上方向を測定し、この数値より近づいたら1カウント。
これで正しいスクワットができるはず!
ついでに回数をカウントする機能も付けました。
今回は、自分で回数が確認できるように2つのmicro:bitを使っています。
2つのmicro:bitの役割としては、下記のような感じです。
micro:bit 1号機 :距離を測定し、40cmより近づいたら2号機に信号を送る
micro:bit 2号機 :信号を受け取ったら、音を出してカウントアップ。数字を表示。
超音波距離センサを使うには、拡張機能で「sonar」を読み込む必要があります。
手順はこちら。
1.拡張機能をクリック
2.検索欄に「sonar」と入力し、検索ボタンを押す。
出てきた「sonar」のところをクリック。
3.「sonar」のコマンドが追加されました!
4.中身は、1つだけブロックが入っています。
このブロックを使って、プログラムを作成していきます。
作成したサンプルプログラムはこちら。
こちらが1号機のプログラム。
sonarの変数のところは、使用したキットに合わせて図のように設定しました。
連続して反応しないように、ディレイタイムを入れています。
変数設定後の100msecのディレイも、連続して反応させない為の工夫です。
ここ、割と重要。
2号機のプログラムはこちら。
1号機と通信するための設定をしてるのが分かると思います。
これで2台のmicro:bitがBluetoothで通信してくれます!
簡単すぎる設定で驚きます。
でも、ちゃんと動く。
すげぇ。
ハード側はこんな感じです。
写真の上側が1号機、下側が2号機です。
2台は物理的には繋がっていません!
で、さっそく動作確認をしてみました。
距離センサの誤差はありますが、うまく出来てますね!
はじめの「1」が表示されたのは、おそらく通信の設定のための「1」だと思います。
今回使用したキットはこちら。
配線すっきりタイプのキットです。
このキットに合わせて、sonarの番号を設定しました。(P8とP16)
いやー、今回もまた筋トレに役立つアイテムを生み出してしまった。
「測定」「通信」「カウント」が程よく使われていて、子供向けには良い教材になるのでは?
次は何を作ろうかなぁ。