少し前までは休みの日であれば6時間から9時間くらいピアノをやっていて、

最近は動画編集にそのくらいの時間をかけているもんで、っていう話をしたら

「そんな努力出来るなんて凄いね、

才能だよ」


なんて言われて

「自分にはそんな才能があるのか…!」

と浮かれに浮かれまくってるヒロユキです。


そう言ってくれるのは確かに嬉しかったんですけど、

色々考えたらこの発言って結構やばくね?と思った今日この頃です。



だって「努力」=「才能」としてしまったら

その才能が無い人は皆努力が出来ないってことになるじゃないですか?


なにかしら頑張りたいと思うようになったところで

努力が出来ないとか


そんなの虚しすぎません?



いや、そもそも努力って

出来ない状態から出来る状態に持っていく過程のことじゃないですか?


それを才能と呼ぶのはどうなんだろうかと。


僕らは皆平等に言葉も喋れない、

歩くことも出来ない赤ちゃんとして生まれてきた訳で

そこから徐々に喋れるようになって

歩けるようになって、字が読めるようになって

自転車に乗れるようになって…


そんな感じで努力してきたから今の自分がいる訳で…



「いや、それは別に努力してた訳じゃ…」みたいな感じで謙遜する人もいますが、

これらだって立派な努力じゃないですか。



ちなみに

僕に「努力出来て凄い」って言ってくれた人に

「普段何やってるの?」って聞いたら

ほとんどスマホゲームをやってるんだそう。


更に聞いてみたら

どうやらイベントでランキング入りするような強者だったらしく…


「いや、それめっちゃ努力してんじゃんw」と。



ゲームでレベル上げたりするのも

立派な努力。


ハマりすぎて「努力」っていう実感が無いだけで

全部同じ努力。


努力なんて全ての人ができるんですよ。



僕だって好きじゃないものに対して努力なんて出来ません。


だから別に努力の才能なんてないです。


努力はやろうと思ってするもんじゃない。


大事なのは「努力している」という感覚を忘れさせてくれる程、没頭出来るようなことを探すこと。


それさえ見つけりゃあとは勝手に努力が出来るようになる。


てことで今日も動画編集の勉強をしつつ

ピアノ!