運王の麻雀日記 -20ページ目

運王の麻雀日記

三人麻雀打ち運王のギャンブル日記


ノリ打ちとは何か…


ノリ打ちとは、パチスロの世界から来ている言葉らしく、


「数人がグループとなって、その中の1人または数人が、1台または数台のスロットを打ち、グループ全体の収支を均等に分配すること」


である。


これを麻雀に置き換え、意味は理解して頂きたい。




僕は当時アルバイトをしていた場所で出来た後輩小倉とひょんなことからノリ打ちで麻雀に行こうという話になった。


小倉とは様々なギャンブルで剣を交えた仲であった。


彼はどんなギャンブルであってもそつなくこなし、所謂勝ち組の一人であった。


そのギャンブルで同僚達から金をとことん巻き上げた非情な男である。


彼は手加減という言葉を知らない。


誘われたことのある賭け桃鉄に参加すれば一体いくら巻き上げられていたか…

堪ったもんじゃない。


小倉は活動的で体一つで突然旅に出たり、誘ったことを断る事はほとんどしなかった。


麻雀しようと誘えば二つ返事で来るような奴だ。




また、当時のアルバイトしていた店に来た客を彼女にしてしまったり、


バイト仲間の彼女を略奪してしまったり、


バイトの後輩の女の子と知らぬ間に付き合っていたりと中々抜け目がない男だった。


麻雀の腕も特に文句は無い。




ノリ打ちする相手として僕は彼を信頼したのだろう。


どちらが誘ったのかわからぬコンビは収益平等分配の取り決めだけで結成された。


…続く。