Routes~ルーツ~ | ゲーム評論

Routes~ルーツ~

大学の講義に提出するレポート嵐も過ぎ去り、なんとか生きています。

来月には定期試験ですよ…
さらに半年後には就職活動…

今のうちにゲームをしっかりやっておきたいですね。どこぞのパイロットのように『逃げちゃダメだ』。

さてさて、今回はルーツということで、またまたアクアプラスの作品です。特にこのメーカーが好きというわけではありませんが、寝ながら出来るPSP作品を中心に購入しているので、やはり作品数が絞られてしまいます。
本作を簡単に説明しますと、ジャンルはビジュアルノベルで、プレイヤーである主人公は高校生エージェント(産業スパイみたいな職)で活躍して、とある事件を通し、その真相に迫る過程を楽しむ趣向のようです。
なかなか面白そうなシナリオだと思いませんか?

無事フルコンプしました。

システム回り・グラフィックは文句無し。素晴らしい仕上がりかとおもいます。

シナリオに関してはスパイということで、選択肢が少ないノベルのような仕上がりになっており、プレイヤーに「考えさせる」文章作りがないので、題材が生かされていません。

現在のゲームにおいてプレイヤーに「考えさせる」ということはヒット作において必ずあります。
その考えを裏切る作りが脚本やオチの過程に必要だと思います。

特にノベルという色彩が強いゲームでは、「考させる」ことがないとただ読むだけの退屈な仕上がりになってしまうのではないでしょうか。


ということで評価はB程度でしょうか…
題材とシステム回りが素晴らしいだけに残念です。