こみっくパーティ | ゲーム評論

こみっくパーティ

主人公(プレイヤー)は美術が好きで幼馴染みからも応援されていましたが美術大学に落ち、普通大学に進学して悪友に連れられ行った同人誌即売会『こみっくパーティ』で感動して同人誌(自主製作マンガ)を作ることに目覚めます。そしてその先にあるものとは…

大学といえば、私も一応大学生なので3日前から完徹でレポートの嵐です…
私事は置いといて。


恋愛アドベンチャーとしてのアイデアはとてもおもしろいですよね。さすがはアクアプラス(leafブランド)と思います。

期日までに同人誌を作り上げられなかった場合にゲームオーバーとなりますので、慣れるまで難しいゲームです。

また、キャラによっては主人公の『同人作家レベル』が一定値以上に上げなければイベントフラグが立たないので、そこまで上げるのには、苦労します。だから、エンディングのときの喜びも倍増です。
主人公の作業量・行動の結果は、おそらく乱数なので、運の要素に作用されやすいといえるのではないでしょうか。恋愛ゲームに運の要素を入れるのはなかなかめずらしいと思います。


ただ、もう少し共感出来るシナリオが欲しかったです。オタク色が強いゲームなだけに『笑い』に関する会話が一般人には理解出来ないオタクネタがほとんどです。単純に笑えるネタが欲しいなと思いました。


システムに関しても、セーブが出来る箇所が作業画面だけなので、一度抜けてしまうとなかなか長い間セーブが出来ないのはいただけませんね。
また、運要素が強いのでロード時間を短く出来れば良かったと思います。まぁ、特に長すぎるというわけではないのですが…
仕様上の限界というところですかね。



ということで評価はB以上であると思います。
とことん、やりこみたい方にはオススメ出来ますが、めんどくさがり屋の方にはあまりオススメできません。