ひぐらしのなく頃に | ゲーム評論

ひぐらしのなく頃に

本作は自主製作ゲームからコンシュマー化したという珍しい作品です。(過去には月姫のような前例があります)

結論から申し上げますと評価はSランクです。とりあえず買ってください。絶対に損はしないはずです!それほど素晴らしい作品です。

では自主製作版とコンシュマー版のどちらを買うべきなのかというと、自主製作版ではゲームを複数購入しないと全てのシナリオを網羅できませんが、コンシュマー版は一本でフルコンプ出来ますので、コンシュマー版で問題ないと思います。


自主製作版とコンシュマー版の違いは

フルボイス
選択肢で分岐あり
音楽を一新
グラフィックを一新

といった変更でしょうか。



本作をやってみての感想は、やはりゲームの最もこだわるべき箇所は画質や音質では無く、その本質的要素であることだと再確認できました。

はっきりいって、自主製作版はキャラの絵はうまいとは言えませんし、音楽もフリー版権の楽曲が存在し音質も良くはありません。
しかし、作品の本質であるシナリオ、キャラの個性を反映したグラフィック、音楽のチョイスは秀逸の極みです。



特に最近のゲームは不必要なところばかりに時間と金をかけて、肝心の中身がスカスカの糞ゲーに成り果ててしまうケースが多いです。

やはり本質的な要素が大切だということを教えてくれるゲームでした。