偶然YouTubeで見つけたこちらの動画が、わたしにとってはとても興味深いものだったので、ご紹介してみます
この中でカウンセラーの方々がお話されているのは、
「うつ」の状態や「自分を責めてしまう」という心の状態と、「怒り」の感情には、とても密接な関係がある、ということでした
実はわたし自身も、それについてすごく思い当たることがあります。
わたし自身も、自分を責めてしまうことが多かった時期がありました。
今振り返ってみると、その時期は、わたし自身の中にある「怒り」が見えていなかったのだな…と感じたことがあるのです。
わたしが自分を責めてしまう状態からどのように回復してきたのかというと、
やはり「母への怒り」がちゃんと出てきた頃から、徐々に自分を責めることが少なくなっていったように思うのです
「今までずっと、わたしは抑えつけられてきた」
ということを自覚して、それに対する怒りを表出できるというのは、
自分にパワーを取り戻すためには不可欠なことだったと、経験からも感じています。
「自分を責める」というのは、「自分が全て悪い」という氣持ちがあるからです。
わたし自身も、小さい頃から数年前までずっと、
「誰かに怒られるのは、全て自分が悪いから。」
「何か悪いことが起きてしまうのは、絶対にどこか自分に責任がある。」
と感じていました。
そしてどこか、いつも他人に対しての「申し訳なさ」を感じていました
しかし、実際は決してそういうわけではありませんよね。
誰かのもともとの機嫌が悪かったこともあったし、
勘違いだったこともあったし、
そもそも人によって何がダメかという価値観もそれぞれです。
よくよく考えてみると、
わたしが本当に全て悪かったとは言えません
動画の中で説明があったのが、
このように自分を責めてしまう人は、自分が感じた正当な怒りを、しかるべき他者に向けることができないまま育ってきてしまった、ということです
その「攻撃性」は、消えてなくなることはありません。
外に向かうことができなくなってしまったその「攻撃性」は、今度は内=自分に向くことになります。
それこそが、自分を責めてしまう理由なのだそうです
怒りというのは、「自分を守るために」攻撃する、というエネルギーです。
その怒りを、向けるべきところにきちんと向けられるようになるというのは、
トラウマ治療の観点から言っても一つの目標となることなのだそうです。
以前のこちらのブログともつながる部分があると思いますが、
掘り下げをする前に、まずは自分が今感じている感情に敏感になることが必要なのです
今回の怒りのお話で言えば、
まずは「自分の中に怒りがあったんだ。」と自覚できたところで初めて、
じゃあ、なぜその怒りを今まで封じ込めてきたのだろう。その怒りが湧いてくる、元となる価値観はなんだろう。…などのように、掘り進めていくことができます
わたし自身も思い返してみれば、
しあわせびより。さんの講座を受け始めて「掘り下げ」について知ったのは、ちょうど母への怒りが出てきたころでした。
それは知らず知らずのうちに、わたしにとって一番ベストなタイミングでの出会いとなっていたのです
なんだか新たな視点となる内容の動画でとても興味深かったので、ご紹介してみました
今日もありがとうございました
こちらのたすくこまさんの動画も、最近好きでハマっています
笑
笑
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