われわれ英語がイマイチの日本人がプログラム開発を行うと、スペリングの間違いがよく発生し、あとで恥ずかしい思いをすることになる。
Visual Studio 2008 では、コード分析の際に識別子のスペリングが正しいかどうか、いわゆるスペルチェック機能がついている。しかし、日本語版のVisual Studioのせいか、ユーザーの地域と言語の設定のせいか、いずれにせよ日本では通常カルチャが日本語となっているため、スペリング機能があまり有効になっていない。

これに対処するには、以下の設定を行うとよい。

Visual Studio プロジェクトをエディタで(もしくは、[プロジェクトのアンロード]を行ってから[編集]を行って)開き、以下の要素を追加する。
<Project ... >
 <PropertyGroup>
  <CodeAnalysisCulture>en-us</CodeAnalysisCulture>
 </PropertyGroup>
</Project>

すると、英語でのスペルチェックが有効になる。
ただし、会社名など独自の単語は当然辞書に入っていないので、カスタムの辞書を追加する必要がある。
追加の手順は以下を参照。
識別子は正しく入力されなければなりません