皆さん、おはようございます。神戸の新井です。

 本来は新年のご挨拶をもっと早くに行わなければいけなかったのですが、私にとっての一年の始まりは本日となります。

 改めまして本年もどうぞよろしくお願いいたします。


 今朝はテレビを通してですが、5時46分から1分間黙祷を捧げ、車で出勤してきました。阪神淡路大震災発生以降、1月17日に阪神高速の倒壊現場を走るのは初めてです。


 何が原因なのか分かりませんでしたが、涙がこぼれてきました。

 阪神淡路大震災・東北大震災で仲間や友人、知人を亡くしましたが、その方々への思いかもしれません。

 未だ復旧がままならない東北大震災への思いもあり、車窓から見える神戸の街並みとオーバーラップしたせいかもしれません。

 また阪神淡路大震災から17年、東北大震災から間もなく1年を経過しようとしますが、自分自身にもっと何かが出来たのではないか?という思いもあります。

 その他溜め込んでいる思いを挙げればきりがないほどですが、私に出来ることは本当に微力で限られたものですが、多くの方々への思いをこれからも形に表していくことが私に唯一出来ることではないかな?と思います。


 本年1月、国立病院臨床技師長協議会事業として「危機管理対策検討委員会」が発足し、私もその委員会の一員としてお世話になることとなりました。大震災の経験はもちろんですが、2000年問題等への対応経験、その他危機管理に関する経験等を生かし、具体的で内容の充実したものをご提供できればと考えております。皆様方に教えていただかなければならないこと、またご協力いただかなければならないことなど多々あると思いますが、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。


 とにかく本日よりメールニュースを再稼働させていただきます。今後ともどうぞ宜しくお付き合いください。


 最後になりますが、現在でも復旧・復興がままならず多大なご苦労をされている東北大震災に被災された皆様にエールをお送りするとともに、阪神淡路大震災や東北大震災、新潟県中越地震などでお亡くなりになられた多くの犠牲者の方々に、
「合掌」


神戸医療センター 新井 拝