次は強豪パラグアイですか・・・ベスト4だなんて突拍子もないホラだと叩かれ続けた日本チームですが、あと二つ勝てばベスト4。でもこの二つがとてつもなく難しい
昨日ニュース番組を眺めていたら、このニュースやっていました。きっと何かが玉手箱に入っているでしょうね。
はやぶさ:カプセルの試料容器開封 気体採取に成功 毎日新聞 6/24
http://mainichi.jp/select/science/news/20100625k0000m040077000c.html
小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセル内の試料容器を開く作業が24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(相模原市中央区)で始まった。JAXAによると、同日までに気体の採取に成功した。この中に、小惑星イトカワ由来の気体が含まれているかどうか、今後慎重に分析する。
試料容器は円筒形で二重構造。22日、開封作業の準備段階で、外側の容器のふたを開けた際に微量の気体が採取された。容器は宇宙空間では真空状態になるよう設計されており、気体は▽イトカワで採取した物質の表面から発生した可能性▽地球帰還後、大気が混入した可能性▽はやぶさ内部の樹脂や金属などから発生した可能性--が考えられるという。・・・続きを読むにはここをクリック
ここからは医療関係ニュースコーナーです。
平成14年度の診療報酬改定から一部の薬を除いて処方日数(投薬機関)に上限が無くなったということ、また発売後1年未満の薬については14日処方に制限されているということは知っていたのですが、他に制限がある薬物についての詳しい知識はありませんでした。向精神薬や麻薬などの薬については薬剤により異なり、14日、30日、90日を限度とするそうですね。
以下のニュース、当たり前のことが当たり前として成立していないのはどういうこと? 投薬するということは治療を目的としている医師が、その程度の知識を持ち合わせていないことに対し驚愕
命を守る以前の問題として関係者にしっかりとした知識、認識を教えてあげて
厚労省、向精神薬の処方に注意喚起 「自殺につながる」 共同通信 6/24
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062401001008.html
抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬など「向精神薬」の飲みすぎが自殺につながっている可能性があるとして、厚生労働省は24日、日本医師会や精神科病院の団体などに対し、自殺の危険性がある患者には長期、多量に処方しないよう呼び掛ける通知を出した。
年間の自殺者が3万人を超える中「自殺の恐れがないか判断し、投与の日数や量に注意する必要がある」としている。
厚労省研究班が今年3月にまとめた、76例を対象とした調査によると、自殺前の1年間に精神科や心療内科の受診歴があった人のうち57・8%が、自殺の際に、治療目的で処方された向精神薬を大量に飲んでいた。・・・続きを読むにはここをクリック
こころを救う:過量服薬、救命現場が警鐘 治療薬、自殺手助け 毎日新聞 6/24
http://mainichi.jp/life/health/news/20100624ddm001040046000c.html?link_id=RLH05
自殺者が12年連続で3万人を超えた。心を病んだ人が治療を受ける機会は増えているのに歯止めがかからない。命を絶つ前に精神科や心療内科を受診していたのは半数に上るという調査もある。救えない命だったのか。医療現場から自殺対策の課題を探る。
◇精神科乱立、安易な処方も
「お薬飲んじゃったんですか」。「どこでもらったんですか」。6月初旬、東京都武蔵野市の武蔵野赤十字病院救命救急センター。救急医の呼びかけに、運び込まれた女性(37)はうつろな目でわずかにうなずく。医師3人とともに処置に追われる須崎紳一郎センター長(55)に、救急隊員が空の菓子袋を差し出す。中にあった向精神薬約200錠はすべて女性が飲んでいた。
重症者が年間1400人搬送される都内有数の救急病院。向精神薬を大量に飲んで自殺や自傷を図る患者は増え続ける。若い世代を中心に年150~160人。全体の1割を超えた。搬送前に死亡が確認された人は、ここには運ばれてこない。
生死にかかわる過量服薬があまりに多いため、患者の回復後に病院が聞き取りしたところ大半が市販薬ではなく、精神科診療所などの医師が処方した薬と判明した。一度に飲んだ量は平均100錠になる。「これほど大量なのに処方はわずか数日分。
治療薬が逆に自殺行為を手助けしている」と須崎医師は憤る。
患者の一人が飲んでいた薬のリストがある。1回分が7種類。「これもこれも、名前は違うがすべて睡眠薬。1種類でいいのに。こんな処方は薬理学上あり得ない」。最も多い人は抗うつ薬4種類、睡眠薬4種類、抗不安薬2種類など一度に14種類を出されていた。複数の精神科専門医は「常軌を逸している。副作用に苦しんだり薬物依存に陥る可能性も高くなる」と指摘する。
搬送患者の通院先を調べると、いくつかの医療機関に絞られた。便利な「駅前」が目立つ。須崎医師は「薬物治療の知識が足りないのか、患者の要求通りに出しているのか……」と不信を募らせる。
08年の全国の精神科・心療内科の診療所は3193。10年間で5割増えた。向精神薬の市場も成長し、調査会社「富士経済」によると、08年の売り上げは10年前の2倍以上にあたる約2976億円。国は自殺対策基本法で「自殺のおそれのある人へ必要な医療を適切に提供する」とうたっているが、受診が広がる中、医療機関の質のばらつきが際立つ。・・・続きを読むにはここをクリック
さて本日のメインニュースに移ります。昨日に引き続いて「HBA1c」の話題です。
全くの基準単位や範囲が変更になるのであれば(一気に国際標準に持ち込む)、かえって混乱は少ないのかもしれませんが、臨床現場や患者の認識、さらにはシステム上の取り扱いなど非常に厄介ですね。私の施設では、測定値、基準範囲等の二重表記となるのでは?と昨年情報提供したところですが、システム上このような二重表記できるものは無いでしょうし、ナンセンスかな?とも思います。別項目として処理することになるのでしょうか?このあたり、移行に向けての学会からの指針が出ていませんので、より一層、施設間における差異が生じ混乱が予想されますね。いずれにしても今回の措置がひと段落ついても、次にまた国際標準という高いハードルが待ち構えています。とにかくややこしい
の一言に尽きます。
【日経メディカルオンライン 2010/06/25】
特集●糖尿病の新診断基準、臨床現場への影響は? Vol.2
HbA1c表記「+0.4%」の波紋 日常臨床や健診などでの切り替えは約1年後
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t099/201006/515729.html
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今回の糖尿病診断基準改訂におけるもう1つの大きな変更点は、HbA1cの表記法だ。
わが国ではこれまで、HbA1cの表記に、独自基準であるJDS(Japan Diabetes Society)値を用いてきた。だが、国際標準化に対応し、国際学会や英文論文などでは2010年7月1日から、日常臨床や健診などの現場では約1年後のあらかじめ定められた日時をもって、NGSP(National Glycohemoglobin Standardization Program)値(%)に移行することになる。HbA1cの測定法はこれまでと変わらず、NGSP値(%)は、JDS値(%)に0.4を加えた値になる。
HbA1c値の換算式
「NGSP値(%)」=「現行のJDS値(%)」+0.4
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【日経メディカルオンライン 2010/06/02】
1年後をめどに日常臨床のHbA1c表記を国際標準のNGSP相当値に変更
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jds2010/201006/515379.html
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日本糖尿病学会は、1年後をめどに、診療や健康診断などの日常臨床におけるHbA1c値の表記を、現行のJapan Diabetes Society値(JDS値)表記から、国際的に使用されているNational Glycohemoglobin Standardization Program(NGSP)相当値に表記を変更することを発表した。5月27~29日に岡山で開催された第53回日本糖尿病学会年次学術集会の期間中に日本糖尿病学会が発表した。
今学会で日本糖尿病学会は、7月1日から糖尿病の新しい診断基準を施行することを発表した。この新診断基準のポイントの1つが、HbA1c値を補助的な診断項目から格上げして診断項目の1つとして取り上げたことだ。「HbA1c6.5%以上」を糖尿病型とする。
ただし、HbA1c値を盛り込むのと同時に日本糖尿病学会として解決しなければならない問題がある。それがHbA1cの国際標準化だ。
新診断基準に盛り込まれている「HbA1c 6.5%以上」の6.5%は実は欧米を中心に用いられている測定法で出された“NGSP値相当”だ。しかし、現在日本で使用され、日常臨床での検査結果用紙などに書かれているのは、日本の独自の測定法によって出されたJDS値。JDS値とNGSP値には0.4%差があり、NGSP値の方が0.4%高いため、新診断基準に盛り込まれるHbA1c 6.5%(NGSP値)とは、これまで日本で使われてきたHbA1c(JDS値)として表記すると6.1%になる。
HbA1c(NGSP値)は欧米や中国、韓国など世界的に使用されており、「日本から発表される臨床研究や臨床試験、疫学研究などの結果を見た海外の医師から、同程度の糖尿病患者を対象としていても、『日本では軽症患者を対象としている』『日本人の糖尿病患者は(HbA1c値から見ると)軽症だ』などと指摘されてきた」(日本糖尿病学会理事長の門脇孝氏)。また、国際共同治験などを行う際にも齟齬が生じることが問題だった。
そのため、今回の診断基準の改訂で、今後日本でもHbA1cを国際的に広く使用されているNGSP値に換算して表記するという決断に踏み切った。
ただし、HbA1c値の測定方法はこれまでと変わらず、JDS値として得られた値に機械的に0.4%を足してHbA1c(NGSP値)として表記する。
表記法の変更時期は、学会発表や論文発表については、糖尿病の新診断基準が施行される7月1日に、同時にNGSP相当値に移行する。日常臨床での表記については当面従来通りで変わらず、1年以内をめどに全ての表記を完全に移行させたいと日本糖尿病学会では考えている。・・・続きを読むにはここをクリック
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