いよいよ明日で平成21年度も終わり、明後日からは新しい年度を迎えます
年度替わりの時期は出会いと別れの季節でもあります。例年のことながら、非常に物悲しいというか、淋しい気分になる
とともに、自身に課せられた重責を肩に感じながら、気の引き締まる思いがします
年々その感覚は強まる一方です。
私の施設は検査技師が総勢13名と小~中規模なのですが、今回の人事異動で3名が入れ替わりとなることになり、転出される方に対しては非常に淋しい思いがいっぱいであるとともに着任先での心配をしてみたり、転入される方に対しては迎える立場として着任後の心配をしてみたりと、かなり複雑な感情が入り乱れています。やはりこれで本当に良かったのか?と責任感じますもの・・・おそらくこの先ずっと気にかかることでしょうね![[ふらふら]](https://blog.so-net.ne.jp/_images_e/144.gif)
さて春の高校野球の熱戦に一喜一憂しているところですが、複雑な気持ちでこの記事を読んでいました。子供は親のおもちゃじゃないですけど、子供に対する思いはどの親でも似たり寄ったりなものでしょうが、度が過ぎると悪影響を生じます。何でも「ほどほど」がよろしいようで・・・
香山リカのココロの万華鏡:のめり込む母親たち /東京 毎日新聞社 3/30
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100330ddlk13070279000c.html
冬季オリンピックに高校野球、若い世代が活躍するスポーツイベントが続く。子どもを持つ親の中には、「よし、わが子もスポーツクラブに入れてみようか」と一念発起する人もいるのではないだろうか。
もちろん、子ども時代から活発にからだを動かすことが悪いはずはないし、本人が望めばより本格的にスポーツの道へ、というのもよい。しかし、ちょっとだけ注意も必要だ。
「子どもに無理をさせてはいけない、ということだろう。そんなの、わかってるよ」と言う人もいるかもしれないが、そうではない。私が言いたいのは、子どもより、親ののめり込みに注意、ということなのだ。
子どもを持つ母親がうつ病になる場合、そのひきがねになるストレスが、「子どものスポーツクラブ」であることが少なくない。息子をサッカーチームに入れたが、送り迎えやさまざまな役割がたいへん、わが子の成績を競い合う親の争いで疲れた、子どもの成績が伸びないのは親の努力不足のせいではないか、などなど。
楽しみと健康のために入ったスポーツなのだから、そんなに無理しなくてもいいのではないか、と思うのだが、いざ始めてみるとそうもいかないらしい。特に、少しでもわが子に才能がありそう、となると、家族総出でその子中心の生活を送らなければならなくなる。きょうだいがいる場合は、応援しながらも寂しい思いを味わったりもする。それがまた母親の新たなストレスにもなるのだ。・・・続きを読むにはここをクリック
私自身、息子の所属する野球クラブチームのコーチもしていますので、親の想いも、周りの想いも非常に理解できます。母親のみならず父親も一生懸命に取り組まれている方も多数であることは事実。親の悩みと同時に指導者としての悩みも常につきものであることも事実。幸い?うちの息子は、才能あふれ体格あふれ、というタイプでないので「まぁしゃあないなぁ・・・」って諦めもつきますけど、そうでない場合は悩みは大きいものがあるでしょうね。一生懸命になればなるほど「お気楽」になんてなれません・・・「香山さん、簡単に言い切りすぎ!」と率直に言って思ってしまいました。親の想いってそんなに浅くないですよ![[ふらふら]](https://blog.so-net.ne.jp/_images_e/144.gif)
さて夜も更けてまいりました。前置きはこのくらいにして今日のメインニュースのご紹介に移ります。
再診料対策とも思える?地域医療貢献加算ですが、非常にファジーな裁定ですね。医師の負担軽減策も必要だとは思いますが、綺麗ごと言うと、地域の患者のために地域医療貢献加算ってあるんでしょう?本末転倒な気がします。もっとも、これまでの時間外対応に泣かされてきた多くの患者さんにとって、話を聞いてもらえる可能性が出てきただけでも有難い話かもしれません。しかし留守番対応や救急医療機関への紹介テロップを流すというのは、どうかと思いますが・・・![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.so-net.ne.jp/_images_e/142.gif)
【共同通信社ニュース 2010/03/30】
午後10時までは医師が対応 地域医療加算で厚労省
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032901001018.html
=================================================
厚生労働省は29日、2010年度診療報酬改定で新設された、患者の電話相談に応じる診療所(開業医)向け報酬「地域医療貢献加算」(30円)について、午後10時までは基本的に医師が対応するが、深夜や早朝は看護職員らの対応でも可能とのQ&Aを公表した。
厚労省は「24時間態勢で、原則として常に電話に応じる」ことを原則としてきたが、開業医側から「要件が厳しすぎる」との批判が高まったことを受けて緩和した形だ。同日、都道府県あてに文書を送付した。
厚労省によると、午前8時から午後10時までは基本的に医師が対応。留守番電話で応答した場合も速やかに電話をかけ返すことを求めている。・・・続きを読むにはここをクリック
【CBニュース 2010/03/29】
地域貢献加算、留守電による対応も可―厚労省が解釈
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26982.html
=================================================
4月1日に実施する診療報酬改定に関し、厚生労働省は3月29日付で、診療報酬点数の算定方法をQ&A形式でまとめた「疑義解釈資料その1」を地方厚生局などに事務連絡した。診療所の再診料への加算として新設する「地域医療貢献加算」
(3点)を算定する診療所が、患者からの電話問い合わせに対応する時間帯については、準夜帯がコアになると思われるとする一方、原則として24時間連絡が取れる体制の整備を求めている。事務連絡や厚労省の担当者によると、電話による問い合わせには原則として自院で対応するが、実際の対応は留守番電話などによるものも認められる。
深夜や休日など不在時の問い合わせに留守番電話などで応答した場合、日中や準夜帯の問い合わせには速やかにコールバックする。一方、深夜や休日には、留守番電話などで地域の救急医療機関の連絡先を案内するなどの配慮を求めている。
また、問い合わせへの対応では、患者の同意を得た上でできるだけ速やかに応答することを条件に、携帯メールなどの併用も認めるという。
患者への対応は、「やむを得ない事情」があれば2、3の医療機関の連携によるものも可能だが、その場合は、連携医療機関の連絡先を患者や関係者に事前に伝えておくよう求めている。「やむを得ない事情」の具体的な中身について厚労省
の担当者は、「学会への参加など、いろいろな事情が想定できる」と話している。
地域医療貢献加算と同じく診療所の再診料に対する加算として新設する「明細書発行体制等加算」(1点)については、明細書が不要だと申し出た患者に対しても算定が認められるという。・・・続きを読むにはここをクリック
宜しければワンクリックにご協力下さいね![[るんるん]](https://blog.so-net.ne.jp/_images_e/146.gif)
私の施設は検査技師が総勢13名と小~中規模なのですが、今回の人事異動で3名が入れ替わりとなることになり、転出される方に対しては非常に淋しい思いがいっぱいであるとともに着任先での心配をしてみたり、転入される方に対しては迎える立場として着任後の心配をしてみたりと、かなり複雑な感情が入り乱れています。やはりこれで本当に良かったのか?と責任感じますもの・・・おそらくこの先ずっと気にかかることでしょうね
さて春の高校野球の熱戦に一喜一憂しているところですが、複雑な気持ちでこの記事を読んでいました。子供は親のおもちゃじゃないですけど、子供に対する思いはどの親でも似たり寄ったりなものでしょうが、度が過ぎると悪影響を生じます。何でも「ほどほど」がよろしいようで・・・
香山リカのココロの万華鏡:のめり込む母親たち /東京 毎日新聞社 3/30
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100330ddlk13070279000c.html
冬季オリンピックに高校野球、若い世代が活躍するスポーツイベントが続く。子どもを持つ親の中には、「よし、わが子もスポーツクラブに入れてみようか」と一念発起する人もいるのではないだろうか。
もちろん、子ども時代から活発にからだを動かすことが悪いはずはないし、本人が望めばより本格的にスポーツの道へ、というのもよい。しかし、ちょっとだけ注意も必要だ。
「子どもに無理をさせてはいけない、ということだろう。そんなの、わかってるよ」と言う人もいるかもしれないが、そうではない。私が言いたいのは、子どもより、親ののめり込みに注意、ということなのだ。
子どもを持つ母親がうつ病になる場合、そのひきがねになるストレスが、「子どものスポーツクラブ」であることが少なくない。息子をサッカーチームに入れたが、送り迎えやさまざまな役割がたいへん、わが子の成績を競い合う親の争いで疲れた、子どもの成績が伸びないのは親の努力不足のせいではないか、などなど。
楽しみと健康のために入ったスポーツなのだから、そんなに無理しなくてもいいのではないか、と思うのだが、いざ始めてみるとそうもいかないらしい。特に、少しでもわが子に才能がありそう、となると、家族総出でその子中心の生活を送らなければならなくなる。きょうだいがいる場合は、応援しながらも寂しい思いを味わったりもする。それがまた母親の新たなストレスにもなるのだ。・・・続きを読むにはここをクリック
私自身、息子の所属する野球クラブチームのコーチもしていますので、親の想いも、周りの想いも非常に理解できます。母親のみならず父親も一生懸命に取り組まれている方も多数であることは事実。親の悩みと同時に指導者としての悩みも常につきものであることも事実。幸い?うちの息子は、才能あふれ体格あふれ、というタイプでないので「まぁしゃあないなぁ・・・」って諦めもつきますけど、そうでない場合は悩みは大きいものがあるでしょうね。一生懸命になればなるほど「お気楽」になんてなれません・・・「香山さん、簡単に言い切りすぎ!」と率直に言って思ってしまいました。親の想いってそんなに浅くないですよ
さて夜も更けてまいりました。前置きはこのくらいにして今日のメインニュースのご紹介に移ります。
再診料対策とも思える?地域医療貢献加算ですが、非常にファジーな裁定ですね。医師の負担軽減策も必要だとは思いますが、綺麗ごと言うと、地域の患者のために地域医療貢献加算ってあるんでしょう?本末転倒な気がします。もっとも、これまでの時間外対応に泣かされてきた多くの患者さんにとって、話を聞いてもらえる可能性が出てきただけでも有難い話かもしれません。しかし留守番対応や救急医療機関への紹介テロップを流すというのは、どうかと思いますが・・・
【共同通信社ニュース 2010/03/30】
午後10時までは医師が対応 地域医療加算で厚労省
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032901001018.html
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厚生労働省は29日、2010年度診療報酬改定で新設された、患者の電話相談に応じる診療所(開業医)向け報酬「地域医療貢献加算」(30円)について、午後10時までは基本的に医師が対応するが、深夜や早朝は看護職員らの対応でも可能とのQ&Aを公表した。
厚労省は「24時間態勢で、原則として常に電話に応じる」ことを原則としてきたが、開業医側から「要件が厳しすぎる」との批判が高まったことを受けて緩和した形だ。同日、都道府県あてに文書を送付した。
厚労省によると、午前8時から午後10時までは基本的に医師が対応。留守番電話で応答した場合も速やかに電話をかけ返すことを求めている。・・・続きを読むにはここをクリック
【CBニュース 2010/03/29】
地域貢献加算、留守電による対応も可―厚労省が解釈
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26982.html
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4月1日に実施する診療報酬改定に関し、厚生労働省は3月29日付で、診療報酬点数の算定方法をQ&A形式でまとめた「疑義解釈資料その1」を地方厚生局などに事務連絡した。診療所の再診料への加算として新設する「地域医療貢献加算」
(3点)を算定する診療所が、患者からの電話問い合わせに対応する時間帯については、準夜帯がコアになると思われるとする一方、原則として24時間連絡が取れる体制の整備を求めている。事務連絡や厚労省の担当者によると、電話による問い合わせには原則として自院で対応するが、実際の対応は留守番電話などによるものも認められる。
深夜や休日など不在時の問い合わせに留守番電話などで応答した場合、日中や準夜帯の問い合わせには速やかにコールバックする。一方、深夜や休日には、留守番電話などで地域の救急医療機関の連絡先を案内するなどの配慮を求めている。
また、問い合わせへの対応では、患者の同意を得た上でできるだけ速やかに応答することを条件に、携帯メールなどの併用も認めるという。
患者への対応は、「やむを得ない事情」があれば2、3の医療機関の連携によるものも可能だが、その場合は、連携医療機関の連絡先を患者や関係者に事前に伝えておくよう求めている。「やむを得ない事情」の具体的な中身について厚労省
の担当者は、「学会への参加など、いろいろな事情が想定できる」と話している。
地域医療貢献加算と同じく診療所の再診料に対する加算として新設する「明細書発行体制等加算」(1点)については、明細書が不要だと申し出た患者に対しても算定が認められるという。・・・続きを読むにはここをクリック
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