オリエンタルランドが安い。

 

いや、安くない。

いつだってっ高い。

 

配当利回りは0.29%。

PERは61倍、PBRは8.6倍。

 

ただね、

オリエンタルランドはいつだって高いの。

それは仕方ない。

 

しかし、

なんで最高値だった1年前とか半年前の5600円から20%も落ちちゃってるのか。

これがわからない。

 

決算を見ると、まじ不思議。

 

客単価は1.6万円で過去最高。

外国人客比率は13%で過去最高。

 

値上げにもインバウンドの取り込みにも成功して、最高益を叩き出した。

 

と。

 

それで、いわゆる出尽くし感(いいニュースが出尽くした)があって下がった。

ついでに、新エリアのマーケティングで芸能人だの有名人だのを大量にご招待して、ディズニーファンから大ブーイングが起こったのも投資家から嫌気された理由かもしれない。

 

はーぁ。

 

ばっかじゃないの。

 

客単価1.6万円。

 

いいですか。

 

客単価、1.6万円。

たったの。

 

ディズニーはコロナ禍で年パスを廃止した。

でもその前からすでに、バケパとか、高単価な商品を買う客の圧倒的優遇策を始めてた。

もうずっとそれは、多分7−8年くらい前から感じてた。

 

いつか年パスもやめて、5年に一度、10年に一度。

いや、一生に一度の思い出にディズニーに来てくれるひとを最優遇する施設になるんだろうね。

 

って、もう7−8年前には私たち(夫婦ね)は話し合ってた。

そこに来たんだよ。

 

コロナが。

 

コロナ禍は、ディズニーにとって千載一遇のチャンスだった。

客を減らし、年パスを廃止し、統制された客数とキャスト数でどこまで切り詰められるかの実験をして、そこから「高単価な客が十分に満足できるサービス」の構築をして。

 

このコロナ明けの1年、2年はその実証実験中と言ってもいいと思う。

ダイナミックプライシングも始めたし。

 

顧客の満足度と利益率の最大化。

これがディズニー最大のテーマなわけだ。

 

無理に客数を減らすわけにも行かない、年パス廃止もなかなかタイミングが難しい、一定の客数で回したらどうなるのかみたいな実験する機会もない。

それが、コロナで全部解決した。

 

6月6日にオープンしたファンタジースプリングス(新エリア)の待ち時間は、アナ雪を除けば結構30分も行かない、なんなら待ち時間なしのときも多い。

アナ雪だけは100分とか150分のこともあるけど。

 

これは、客が少ないんじゃない。

客を、抑えてるの。

 

ディズニーランドは年間で入れる客数が2500万人って決まってた。

今は、新エリアができて2800万人くらいになった。

 

そこに、年パスで来る客は要らないわけ。

できれば全員がホテルに泊まって飯も喰う客にしたい。

インバウンドを増やしたい。

 

そしてそういう高単価な客の満足度を、爆上げしたい。

 

あれもしたい、これもしたい。

 

もっとほしい。

もっともっとほしい。

 

 

インバウンド客が来る都道府県ランキングの、この、千葉の異常な黒さ。

外国人が千葉に来る理由なんてあるかい?(いやない)

 

大阪や京都に来る観光客と同じ規模の観光客が、舞浜に来てるんだ。

千葉じゃなくて。

 

それでも、まだたったの13%。

 

客単価もまだたったの1.6万円。

正直、まだぜんっぜんだと思う。

 

これから、がんがん上がっていく。

だって入園料自体が去年の10月に15%値上がりしてる。

そしてファンタジースプリングスに入るには追加課金しなきゃいけない。

ファンタジースプリングスのご飯だって食べたい。

 

2万、3万、あたりまえ。

だって円安なんだし。

インバウンド立国なんだし。

 

そもそも

そのへんのどうでもいい遊園地や動物園や水族館の入園料が3−4000円したりするんだよ。

うっかりすると。

ディズニーはまだ、入園料で行ったらまだたったのその2−3倍位。

 

八◯島シー◯ラダイスのたったの2倍だよ?

え?

 

そんなんであれが提供できるの?

っていうレベル

 

そう。

政策に売りなし。

 

そういう意味もある。

 

そうそう。

インフルエンサーだの芸能人だのを招待して炎上した件。

 

この野郎!

こんちくしょう!

 

ってファンは思ったよ。

おれだって、わたしだって行きたいのに!

 

行くんだよ。

全員行くの。

 

行くからこそ、くやしいし、文句言ってるの。

行きたいんだよ。

行きたくて文句言ってるだけなんだよ。

 

あれのせいでいかなくなるやつなんかいないんだよ。

全員行くんだよ。

 

もういっこ。

ディズニーは、情弱だと十分楽しめない複雑怪奇なシステムまみれのテーマパークになってしまった!

みたいなことを言ってる人もいるんだけど。

 

全然そんなこと無いから。

普通に、あそこに行ったら皆楽しいから。

ただ、あれこれ予約して抽選してみたいなことをして追加コンテンツ楽しむ人もいれば、課金してそれを楽しむ人もいるんだけど。

 

そんなことしなくても普通のアトラクションで十分楽しいから。

カントリーベアシアターとか、イッツ・ア・スモールワールドとか、ホーンテッドマンションとか、地味だけどいついってもちゃんと楽しめるベーシックコンテンツの数々を舐めてはいけない。

カリブの海賊に行けばジャックスパロウにだって会える。

 

それで、ああ、今回楽しかったけどあれは乗れなかったな、これもしたかったな、みたいに思う人は、勉強してまた行けばいいわけ。

ジャンボリーミッキーのお姉さんが見たいとか、美女と野獣のアトラクションに乗りたいとか、色々あるでしょう。

 

それはそれで楽しいよ。

そして、それにこだわってくれればくれるほど、時間かお金を浪費するから、ディズニーにとってはいいお客。

 

見える、、、見えるぞ、、、

客数を2500万人くらいに抑えつつも、再繁忙期は今よりひと少なめ、閑散期は今よりひと多めの、外国人観光客比率30%。

客単価は3−5万円で圧倒的最高益を達成するOLCの姿。

 

それでも、行っちゃうもんね。

やっぱり、行っちゃうね。

 

永遠に。

愛してます。

 

。。。

 

ちがった。

まだ終わっちゃだめだ。

あとチャートの話し。

 

 

わかりますね。

5年チャートじゃわからない?

 

しょうがないな。

じゃあこっち。

 

 

ほれ。

もうがっつりしっかり支えられとる。

下値抵抗線。

 

今だよ。

下抜ける理由なんか一個もないんだから。

コロナですら抜けなかったんだから。

 

北朝鮮から舞浜にミサイルでも飛んでこない限り。

でもまあ、オリエンタルランドの防衛力を持ってすれば、ノドンの10本や20本、なんでもないかもね。

 

今のこの値段。

あまりにもすばらしい。

 

何がって。

500株で225万円。

 

ね?

 

え、わからん?

新NISAの成長投資枠240万円にピッタリ収まるでしょ。

 

500株で1枚もらえるのよ。

株主優待のチケットが。

数年もてばさらにもう1枚もらえるようになる。

 

だから買うなら新NISA枠で500株ですね。

まあ、配当も優待もお遊び程度だけどね。

 

それ狙いで買う株ではないです。

 

えーと。

今日は2024年6月25日ですね。

 

これを読んだひとはちゃんと自分でググって自分の目でチャートを確認すること。

 

 

 

以上。