今回の釣行ではあるもののテストも兼ねていたわけです。

それは何かというと、

中華製カウンター付きリールです。

 

後ろから

右から

左から

糸巻き量の表示が上下逆になってるのはなぜ?w

所々にメッキパーツを使っていて微妙な高級感?を醸し出していますね。(笑)

 

さて、では外観はこれくらいにして肝心の性能面の評価をしたいと思います。

まずは電子的な機能のカウンターについて。

既に分解されていますが、これには理由がありまして、

昨日の釣行時に液晶画面が曇っていたのです。

で、とどめは最後に水洗いしたとき、

内部に水が浸入して操作不能になってしまいました。

たった1日でこれかい!ってなったんですが、

携帯電話ですら、水没しても数カ月放置すれば復活することあるので

こんな単純なもん2~3日乾かせば治るだろうと思い、

分解して半日乾かしていたらちゃっかり復活してました。(笑)

同じことにならんように

今度は厳重に防水処理しまして組み直しました。

 

で、機能面ですが、糸巻き量と実際の長さに関しては

それなりに正確です。

船長のアナウンス通りの水深を表示していました。

設定に関してはかなりいい加減で、

プリセットされている設定がPE1、1.5、2、3号の4通りだけ。

ですから、0.6号とかを使用すると恐らく水深にずれが生じると思います。

糸巻き量も2号で140mと中途半端。

150m巻き買っても10mあまるという不親切さ。w

無理に巻くとどうなるのか?

次の写真を良く見ると、

レベルワインダーの位置がスプールの最大糸巻き量のかなり下にあって、

さらにはカウンター部分の端が糸と擦れることが判明。

10m捨てる羽目になってしまいました。

ですから2号で140mは強制的に守られます。(笑)

 

伊勢湾の場合、深いところでも100mくらいなので

実用には問題ないと思います。

 

次に機関部分

まあ、ベイトリールは元々構造がシンプルなのでこんなもんでしょう。

クラッチの切れ方はしっかりしてて「カチャッ」としっかりした

音と手ごたえで私は好きなフィーリングです。

 

ドラグ性能は5kgとありました。

ハマチ7匹と座布団ヒラメを相手にしてかなりドラグ引きだされてましたが、

滑り出しは比較的滑らかでした。

良く見るとドラグワッシャーが削れて粉が飛び散っています。

初期アタリを付けてなかったのでまあこれは仕方ないかと。w

ドラグに関してはさほど問題ないようです。

ドラグ5kgは海の魚相手には少ないと感じるかも知れませんが

これより強くしても結局は針が伸びてしまったりするので

必要無いと思います。

伊勢湾の泳がせでマックスは10kgクラスの鰤でしょうから、

マグロとかを相手にする針などは使用しないでしょうから。w

 

あと、実際に使っていて液晶がたまに消えることがありましたが

これは既に水没してて誤動作したとも考えられます。

水対策もやり直しましたので、次回の釣行で分かるでしょう。

 

結論は

「値段の割には機関部は及第点。カウンター性能に関しては要検証。」

です。

コ―キング材を扱える人であれば、買ってすぐに分解して

防水を強化することをお勧めします。(笑)