初めまして。
わたくしは、九州地方で医療職に就いているものです。
医学だけでなく、政治・経済・科学技術・投資など様々な分野に興味があり、いろいろな知識を多くの方と共有していきたくて、ブログを始めてみました。
 
 資産運用は、現在は自宅や不動産以外はアメリカ株やインド株で運用していますので、為替などには関心があります。子供も多いので、将来の日本の行く末も気になりますので、時事的なテーマについての分析や情報の紹介や個人的な意見なども述べさせていただきたいと思います。

まず、米国大統領選挙が為替相場に与える影響について考えてみます。

 トランプ候補(昔自分が医大生の頃、トランプのボードゲーム(トランプ・ザ・ゲーム)を買って、何回か遊んだことがあります。)候補は、国内産業への保護主義的主張が多く、日本や中国に対する貿易赤字を問題視しているので、当選すれば政策を先取りして、市場は円高、元高になる可能性があります。
主観的な予測ですが、現在1ドル100円台ですが、一瞬90円台を割る可能性もあると思います。
そこで、輸出企業を中心に日本株安になるというシナリオです。
中国元も上昇すれば、中国株の下落や、中国の成長率の低下の恐れも当然ながら出てきますが、中国は為替を人為的にコントロールしていますので、急激な変化はなく、日本のほうが影響があると思われます。
ドル安は、一次産品価格の上昇を伴うことも多いですが、全面的なドル安でなく、対円でのドル安だけであれば、商品市況への影響は大きくないかもしれません。
 しかし、トランプ候補は、イスラエル寄りの発言が多く、イスラエルのネタニヤフ首相と会談したり、娘もユダヤ人の富豪に嫁いでユダヤ教に改宗しているくらいですから、イラン制裁再開など、原油価格にはポジティブな政策への変更もあり得ます。

 クリントン候補では、オバマ大統領と同様な政策と考えている方もおおいかもしれませんが、クリントン財団やクリントン氏と非常に親しいバージニア州のテリー・マコーリフ知事などが中国人から多額の資金提供を受けており、日本に厳しい政策が出てくる可能性も高いと思います。
そもそも、大統領選挙にも関連した円高4年サイクルからすると、今年に一旦円高のピークをつけて、来年以降円安になるパターンですが、クリントンの政策が円安になるものでない以上、現状円高に賭けるほうが有利かもしれません。

【ご注意】このブログの情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、為替や商品、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。このブログに掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。これらの情報には将来的な商品の需給や企業の業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、筆者は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。このブログで公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。