最近ちょこちょこタイムラインに流れてくる少数のお客さんへ苦言を呈す内容のつぶやき。

僕は、広告的に見て疑問を抱いています。

想像してみて欲しいのですが、とても面白い映画があるとして「見てみたいなー」って検索したら映画館の人が

○○は面白い映画なのに、うるさい人が多いのでやめてください。何度も言ってるのに、何故やめないのですか?それでもこの映画のファンですか?

とつぶやいていたら。

多分僕は『そんな人がいるならDVD出るまで待とう』ってなります。

つまり、劇場に足を運ぶことを止めるんです。

だって楽しみたいから。

今の時代、人は「保証されたもの」にしかお金を出しません。

その「保証」を確認してもらう為に『1ヶ月無料体験』とかがあるわけです。


なので、演者側から見るとあぁいった発言は「よく言ってくれた!」とか『勇気ある発言』になるかもしれませんが、外側の人間からすると

『安全な場所ではないんだな』

という情報しか目につきません。

どんなに安くて楽しい場所とうたわれても「お願いします!この場所でもう暴力団の勧誘はやめてください!」って管理人がつぶやいてたら…。僕はその場所に大切な人は連れていきません。

入口で「おひとり様一つ必ずお持ちくださーい」ってゴキジェット渡される飲食店に誰が好んで入りますか?

ポスターに『ゴキブリが出ても安心!無料で一つづつゴキジェットお貸しします!!』と書かれてて安心できますか?

外側から見てるとあぁいった発言で新しいお客様が来るとはとても思えないのです。

どうしても注意を促すなら、僕は個人的に優しく話し合った方がいいと思います。

その人にも「なにか」理由があってそうなって「しまっている」のかもしれないですし、その方法しかとれないのかもしれないし、めちゃくちゃこっちの事を考えた上でその方法をとっているのかもしれません。

演者側の悪は、あちらの正義かもしれない。

こちらの正義は、お客さんへの悪かもしれない。



あんな一方通行な発言、僕はパワハラだとすら思います。


そして、1番考えなければいけないのは、

その人が悪いのではなく、そうさせてしまっている環境が悪いということです。


なので、その人達に苦言を呈す前にその人達にそうさせてしまわない環境を作ってあげる工夫するべきだ、という事です。

誰も排除せず、誰も窮屈にならない環境を作れば誰もが集まる楽しい場所になるのではないのでしょうか。

芸を極めることだけが演者の仕事ではない、皆で楽しい空間を作る。

それが僕達みたいな小さな事務所に所属する者の環境、だと僕は思います。