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南さんから頂いたポートフォリオ。

皆様、イラストレーターの南奈央子さんをどうぞ御ひいきに!



男女が交際している上で実質的な繋がりなど無く、確かなものも少なくて。

愛などといふ都合の良い言葉で飾り立てているだけで根底にあるのは欲という本能のみだと思ひます。

物欲、顕示欲、性欲、独占欲。


自分は協調に何よりも重点を置く人間で、どんな相手でも肯定する様心掛けています。

その期間が長過ぎたためか人のどんな小さな事でも否定することができなくなってしまった次第です。

ただ決してそれを悪くは思っておらず、そもそも物事において否定することよりも肯定することの方が難しいと常々思っているためもう何が起きてもあまり驚かなひのではないかと思ひます。

この世といふのは自分の目前を既成事実が通り過ぎて行くのみの仕組みだから、それ等に対して何の感情も持たなければ自分自身痛くも痒くもなひものだと思ひます。

年末に別れたカットモデルの子がいて、彼女と来週にまた会うのだけれどこのままだとまた微笑むことしか出来なさそうだなーDARUI。

酷い言葉をぶつける事はしようと思えば幾らでも出来るけれどそれは所詮感情論でしか無く、それにより成立する事があったとてその崩壊はそう遠くなひうちに起こると思ひます。

早い話がもう全部どうあっても良い。

感情なんていらなひ、心は言い訳、言葉は裏切る。

確かなものなんてもう何も残ってはいませぬ。
本能が全て。
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昨今は映画しか観ていなひ気がします。

今年に入って十四本程観ましたがその中でも特筆すべき映画を挙げます。

『マインドゲーム』

大好きなアニメイション監督である湯浅政明さんの作品です。

冒頭シーンで思わず歓声を上げてしまった画面造形に魅せられました。スタジオ4℃素晴らしい!

色彩豊かな疾走感と人生の無限大の可能性を示唆してくれる痛快作!


『パッション』

キリストの受難をそれこそ痛々しい位に忠実に映し取る、監督メル・ギブソンが放つ問題作。

少し怖い位に執拗なまでの史実の細部の映像化には恐れ入りました。

ユダヤ人を完璧なまでの醜い対象として描いているあたりイエスプロパガンダの臭いがしました。

血の一滴まで被写体として映し切る、それこそ痛みこそ真意であるかの様な壮絶感が唸りを上げる物凄い作品。

ラストカットの格好良さは鳥肌物です。


『悪夢探偵2』

塚本晋也監督作『悪夢探偵』の続編。
主演は(クソ格好良い)松田龍平。

前作ではくすぶっていた悪夢探偵さんが今作では夢の中、夢の夢の中、過去、現在、未来、潜在意識へ縦横無尽に探偵しまくり自分の過去と向き合ってゆく御話。

深く閉ざされた心の闇に差す一握りの光の、泣いてしまえる程の温かさ。

自分と向き合う事で初めて見える哀しさ、それすらとも向き合わなければならない哀しさ。

それでも一瞬でも感じた幸せの瞬間は人は絶対に忘れない。

その瞬間さえ覚えていれば人は温もりを保つことが出来る。

圧倒的な悲壮感が支配するラストが印象的で、自分はこの先何年もこの作品を覚えているだろうと思ひました。

加えて市川美和子さんの演技がとにかく素晴らし過ぎます。
その演技がラストに全て繋がるのだけれど、そのシークエンスは母親の愛情を受けた事のある人間ならば涙腺が必ず緩む名シーン。素晴らしかった。


『9~9番目の奇妙な人形~』

制作ティム・バートンのダークファンタジーです。

アクションシーンの秀逸さと演出と音楽の格好良さに何度も手を叩いた。

心くすぐる人形達の造形美とそれぞれの個性豊かな性格に愛らしさを感じました。

そんな可愛らしい人形達が次々葬られていくそのシリアスさとのギャップにおののいた。

もしかしたら、大人が見て周囲の世界との付き合い方を考え直す作品かもしれません。是非。