民主党の生方幸夫副幹事長は、小沢幹事長を批判したという理由で解任(事実上の更迭)に追い込まれた。
民主党執行部のやり方は批判されて当然だ。党の悪い所を変えていくには、声を上げるしかない。しかし、声を上げて更迭されるのでは誰も声を上げられない。ということは、党の中に国民の期待に応えていないと感ずる所があっても誰もそれを指摘できないのだから、党内改革は遅々として進まないことになる。
国民の多くは旧態依然とした自民党に嫌気が差して民主党に期待したと思うが、これでは民主党も同じじゃないか。
今回の件で特に失望させられたのは、鳩山首相の反応だ。
鳩山さんは、「残念なことになった。党の中で黙って、外で声を上げるとなれば、党内の規律が守れない。こういう議論は大いに党のなかで行ってもらいたい。」と述べ更に、「いろいろと党内で意見があることは民主主義の国だから結構だ。大いに自由闊達に意見交換すればいいが、副幹事長なら、中でしっかりと議論すべきだ。」と付け加え、執行部批判自体の言論封殺はしていないことを強調している。
これでは生方氏が外でばかり声を上げているように聞こえるが、党中でも散々言って来たのに埒が明かないから外でも言ったまでのことで、そんな生方氏を擁護できない鳩山さんには心底愛想が尽きた。
まぁ放っておいてもこのままでは鳩山内閣は党執行部という泥舟とともに沈み行くのみ。
