年末のホープフルステークス惜敗のナカヤマナイトはウッドチップコースで前に馬を置いてそれを追いかける形の調教。早めに交わして楽にゴールを駆け抜けた。
調教後の関係者の共同インタビューの内容は以下のとおり。
●ナカヤマナイト(二ノ宮敬宇調教師)
◎ここまでの6戦を振り返ってどういう印象でしょうか?
もう少し早く未勝利を勝ってくれると計画が立てやすかったんですけど、ちょっと勝つまでに数戦を要したんで。ちょっと一所懸命に走っちゃう馬なんで時間はかかったかなと思いますけど。前回のレースも一所懸命頑張ってくれて今回も使えるってことなんで、なるべく少ない回数で使いたいなと思うんですけど。
◎ベゴニア賞を勝った時もジョッキーは「まだ幼い面があるんで伸びしろは大きい」と話していましたが。
まだ3歳なんでね。そんなに変わりはないですが、その頃よりはふだんの仕草も子供っぽさは少しずつ取れたかと思うんですけれど、性格がちょっとキツイものですから、そのあたりを考えて(調教を)やってますけど。
◎秋口にはレース前にイレ込む面が表に出ていましたが。
今もそういうところが見られて今日も(調教に)ジョッキーに乗ってもらおうかとも思ったんですが、時計が速くなっちゃうと嫌だったんで、いつも乗っている調教助手に乗ってもらうことにしました。
◎今回の調教はどのようなことを重点にしたんでしょうか?
先週も速いタイムでやってますんで、そんなに強い調教はいらないと思ったんですが、今日は調教でそんなに走らない馬を前に置いて「直線でおそらく前が止まるんでそれを追うことなく抜くような感じて乗ってくれ」と言ったんですけど、今日の感じだとそのとおり。抜いてから1頭になっちゃうと気を抜くところがあるんですけど、折り合ってましたし、いい調教じゃなかったかと思います。
◎前回のレースの後の成長はどうでしょう?
前回のレースの後、少し放牧して太った状態で帰厩したかったんですけど、意外と細かったんで心配したんですけど、厩舎に戻ってからも食欲旺盛でだいぶ体も戻ってきて、できれば前回の時より太った体重で使いたいと思っているんですけど、(今回のレースでは前回と)同じぐらいの体重なのかなと思っています。まだ先のある馬なんで、まだ体も全然できてませんのでね。徐々に増やして、もう少し僕の思っているような体型に近づいて欲しいなと思っているんですけどね。
◎レース前にうるさい馬にしてはレースに行って折り合いのつく馬ですね。
そうですね。調教では(関係者が)骨を折って闘志むき出しで行くんですけど、2000メートルぐらいのレースではちょうどいい感じで折り合ってくれるんで、それで少し距離が伸びても対応してくれるのかなという、ひとつの根拠だと思いますけど。今日は速い調教をする前に闘志をむき出しにして(騎乗者が)抑えるのが大変だったようですけど、無事に調教も終わり良かったと思います。
◎今回はどんなレースを期待していますか?
東京競馬場ということで直線も長いんで邪魔されることなくこの馬の最後の脚がどれだけ伸びるのか見てみたい感じがします。
◎将来に向け期待は大きいですね。
父がステイゴールドということで、もっと上を目指して故障なく使わせて頂きたいと思っています。
◎レースに向けてひとことお願いします。
いい状態でここまで来ていますんで、(重い)馬場もそんなに苦にしないと思うので安全に走ってくれればと思っています。
(取材:佐藤泉)