大井競馬場で行われた2010年を締めくくる2歳女王決定戦=第34回東京2歳優駿牝馬(SI・1600m・1着賞金2000万円、出走16頭)は、2番手を進んだクラーベセクレタ(戸崎圭太騎乗)が直線堂々と抜け出し、後続を3馬身引き離す快勝で2歳女王の座についた(勝ちタイム1分40秒1)。
逃げた最低人気のチェリペタルが2着に粘り、1馬身差の3着が4番手につけていた4番人気のマツリバヤシで、単勝1.5倍の断然人気に支持された3戦無敗のラカンパーナは好位を進んだが伸び切れず4着だった。
勝ったクラーベセクレタは父ワイルドラッシュ、母シークレットルーム(その父タイキシャトル)という血統で、船橋・川島正行厩舎の管理馬。ホッカイドウ競馬でデビューして栄冠賞、フローラルカップと重賞2勝をマークして今回が南関東転入初戦だった。通算成績は7戦4勝で重賞は3勝目、騎乗した戸崎圭太騎手と川島正行調教師にとっては、2008年のネフェルメモリー以来のこのレース制覇となった。
<レース後の関係者のコメント>
1着 クラーベセクレタ
(戸崎圭太騎手)
「スタートには気をつけていました。どんな競馬でも出来ると思っていましたが、2番手でスムーズに流れに乗れました。センスの良さを前から感じていましたし、返し馬でも雰囲気が良かったので、自信を持って乗りました。乗りやすくて素直な馬で、競馬が上手ですから、今後が楽しみです。
(自身の1年を振り返って)今年は不甲斐ないレースが多くなってしまいましたが、また来年頑張りたいと思いますので、応援をよろしくお願いします」
(川島正行調教師)
「嬉しいですね。北海道で重賞を勝っている馬ですし、調教の動きも良かったですから、いい馬だと思いました。北海道ではちょっとゲートの1歩目が遅いというところもあったそうなので、ゲートの練習をやって、戸崎騎手にはそこだけは気をつけてほしいと話していました。あとは敵はラカンパーナだけだと思っていましたし、先行して前で受ける形でと考えていましたがその通りでしたし、3コーナーでこれなら大丈夫だろうと、安心してみていられました。来年も楽しみですね。
(1年を振り返って)たくさん勝てましたが、一番悔しかったのは東京大賞典で、自信を持って送り出したフリオーソが勝てなかったことですね。来年は川崎記念で、また勇姿をお見せしたいと思っています。
1年間応援して下さり、ありがとうございました。来年もファンの皆様の期待に応えられるよう、頑張ります」
4着 ラカンパーナ (石崎駿騎手)
「淡々としたペースで馬場も軽かったですし、まだ体が固まりきっていない中でのこのスピード決着は、ちょっと厳しかったかも知れません。でも、まだまだこれからの馬です」
5着 マルヒロブライティ (本多正賢騎手)
「前走で大外枠を経験したのが大きかったようです。今日の競馬なら、揉まれる形になっても大丈夫でしょう。これからもっとやれると思います」
(取材:大関隼)
※なお、今日の第34回東京2歳優駿牝馬の売得金は4億9149万5200円で、前年比125.4パーセントと大きく増加してレースレコードとなった(従来のレコードは、2002年の第26回で4億8312万9700円)。