WCCF 12-13ver2使用感 ロマリッチ | ガンバ大阪サポーターによるサッカー&WCCF

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ヌドリ・ロマリッチ
生年月日:1983年6月4日

身長:187cm
体重:88kg
国籍:コートジボワール
利き足:左
バージョン:10-11黒
所属クラブ:セビージャFC
背番号:6
数値:13/12/14/18/14/16/87
SKILL:Splash attacks into space
KP:オーバーラップ
実況:×
BMP:×
GK:×
ゴールパフォーマンス:×
スーパーサブ:×
キャプテンシー:×
自然成長:個1特1
使用ポジション:3-4-2-1の左DMF、4-2-3-1の左DMF


■選手紹介

ヤヤ・トゥーレやカルー、コネ、コナンなど他の多くのコートジボワール人選手と同じく、名高いASECミモザユース出身の選手です
ル・マンでは松井大輔やジェルビーニョとチームメイトであり、そこで守備的ミッドフィルダーにコンバードされたことにより粘り強いマークと球離れの速さを身につけキャプテンに指名されるくらいの存在感をもっていました。まあ素行は悪いようですが・・ちなみにロマリッチをキャプテンに指名した時の監督は現ローマ監督のガルシアさんです
現実ではゲームの流れを読む力をもちつつもFWからDFまでこなせるユーティリティ性も評価されており、2010年のアフリカネーションカップで負けたときはロマリッチを外したからだと言われてもいます。ブラジルは選ばれてなかったようですがW杯にも2度出ており、得点もあげており代表でも活躍しており、黒で出るに値する選手だと言えるでしょう


■選手概要

圧倒的なパワーと高さがあり、高い守備力をもつ一方で攻撃面でも秀でた部分を持つセントラルミッドフィルダーです

運動量はそれなりに多く、長い足を伸ばしてのカットで中盤に幅広いフィルターをかけますが、バランス感覚にも優れKPを設定しない限りいて欲しい時にはしっかりといます
攻守に渡ってプレーの判断が的確で、選択肢の数も比較的豊富に取り揃えており状況に応じた役割をこなすことで存在感を発揮します。幅広い選択肢を持つゲームメイカーとしても有用で、さらにKPによるオーバーラップやCKからゴールを決めるなども多いです

適性ポジションはボランチの左。再奪取されやすくこぼれ球が出やすいのでそれをカバーできる味方を近くに置くことが重要です。左利きなのでどちらと言えば左側のほうがパスは出しやすいです。



■長身をいかした守備とバランス感覚

数値からは予測がつきませんが、高い守備的インテリジェンスをもちます
守備のスタイルとしては受動的といった感じで、予測による守備はせず自分のゾーンに入ってきた敵を潰す意識が高いです。マーキングへ移行する動きは非常にスムーズで、幅広く動きながらも抑えるべきところは抑える堅実さが光ります
パワーを生かし体を入れて奪うプレイよりも速さ、足の長さを生かしたカットを好み、完全に抜け出したアタッカーを背後から捉えて防ぐなど、窮地で見せるプレーのインパクトは非常に大きいです。これに粘り強さ、守備範囲の広さ、リカバリーの速さも加え驚異的なボール回収力を誇ります

また、例えば右ボランチが右側にドリブルで行ってしまったらそのボランチが元々いたスペースを埋めるなど、周りの選手が行った後のスペースを埋めたり守備陣形を意識してバランスをとる意識も高いです。味方との連携での奪取も優れ、攻撃時は味方の後方でフォローしたり後ろや横からパスコースを作る動きをしたりなど攻守に渡りポジショニングセンスが光ります。純粋なスプリント力は数値程度といったところですがポジショニングのよさからくる出足の速さと足の長さにより追いすがる形などでも無理がきくボランチです


■中盤の底からのゲームメイク力

彼が他のこのタイプと一線を画するのはこの部分です
ポジショニングでもバランス感覚が目立ちましたがゲームをバランスよく進める感覚にも優れていて、ショートとロングをバランスよく織り交ぜてゲームを組み立てます。左足から繰り出されるパスは図体の割りには繊細で質が高く、足元への丁寧な散らしから真横へのサイドチェンジや対角線ロング、鋭い球足の縦パス、ボランチ間でのパス交換など選択肢は豊富です

前に広大なスペースがある時は自らドリブルで持ち上がることもありますがKP未設定時は基本的には後ろでアタッカーのフォローをしてます
しかしKPに設定すると最前線に上がりFWのように振る舞います。身長が高いため敏捷性が低く、奪取後やトラップのタッチが乱れることもありますし(特によく再奪取される)前線に置いたからといって決定的なパスを出すようにやるわけでもないですしオーバーラップ後の戻りは遅いので
・カウンター時にDFラインを抜け出して独走
・逆サイドからのクロスの合わせ
の2点に絞って一試合に何回かオーバーラップさせるのがいいと思います
一度収めれば戦車のごときパワードリブルを見せてくれます。調子がいい時は細かいステップで相手のタックルを最小限の動きで交わし1人で中盤からゴールまで持っていくことも可能ですが、後ろからの寄せには滅法強いもののやはり横からのカットには弱いため相手が下がってる時に上がっても奪われる可能性のほうが高いです
クロスには高さと強さを前面に押し出し打点の高いヘディングや、思い切りのよいボレーから得点を重ねます。ドリブルシュートは威力は並ですが大外しすることはあまりなく、決定力は全体的にボランチとしては高いほうだと言えるでしょう。左足のクロスの質も高く、アシストを記録することもしばしばあります


■捕捉事項

・CK、FKの適性はある模様。カーブをかけて狙うのを好み、スピードがあるわけではないが精度はけっこういいためいなければといった感じ。FKは二本中二本決めてます

・攻撃時は敏捷性の低さが目立つ時もありますが守備時は全く気にならなかったです

・空中戦は落下点に入っても競らない時があり守備の競り合いはあまり強くない

・試してませんがミドルは撃てなさそう

・コンディションは安定してた

・成長依存度は普通

・スタミナは普通にもつ

・スライディングはしないのでファウルはなし


■総評

簡単に言えばゲームメイクのできるビエラといった感じです。
変な読みで遅れをとることもなくパスワークの起点をこなしながら常に守備を意識した立ち回りができるため、バランサーとしても非常に扱いやすいです
ちなみにこぼれ球が発生しやすいロマリッチと精力的に動くメデルとの補完性は非常に高く、連携も◎なのでオススメですよ


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