来る2008年3月28日(金)~30日(日)の3日間、名古屋で、パントマイムのワークショップを開講することになりました。

世界中を公演していると、「パントマイム」が世界中で誤解されている事に気付かされます。 世界中で「パントマイム」はつまらないものだと思われているようです。
でも、白く塗った顔で哀愁を漂わせることが、見えないものがいかにもあるように見せることが、それだけが「パントマイム」じゃないんです。もちろんそれはそれでパントマイムの一部ではあるのですが…。

スゴいんですよ。パントマイムって! ホントーに!

例えば、みなさんはパントマイムとジェスチャーの違いってわかりますか?
これを知らずにひとまえに立っている表現者の多いのなんのって。
是非知ってください。
ボクは、ボクがパントマイムのスゴさを伝えないで、他の誰が伝えていってくれるのだろうという思いで、今回のワークショップを開講します。

3日間の内容は…
 ■パントマイムに必要な身体の分解運動
 ■見えないものを見せるための基本「空間の固定」
 ■見えないものを感じさせるための基本「同化」
 ■力の伝わり方の違いによる身体の使い方
 ■人間の身体に備わる五感の再確認
 ■テクニック「壁」「ロープ」「風船」
 ■パントマイムのエチュード、、、、 などなど

おかしなもので、言葉を使わないはずのパントマイムのレッスン内容を言葉にすると、やっぱりつまらなそうに伝わっちゃいますね。そう、これもひとつのジェスチャーみたいなものですから…。
でも、大丈夫。レッスンはボクが身体も使って言葉以上にわかりやすく伝えますから。是非、この機会に芝居の歴史よりも長いパントマイムの真髄に触れて、 表現の基本を習得してください。
芝居を志しているひとたちなんかにも特に受講してほしいなぁと思っています。しゃべらないことで、しゃべることの大切さを理解できると思いますから。

HIRO-PON

→ワークショップの詳細、申込はこちら(終了しました)