毛生え薬が作れればノーベル賞ものだなんて昔からよく言われていますが、画期的な育毛剤って未だ出現してないですよね。
髪の毛は、生える時期と抜ける時期(ヘアサイクル)があってそのサイクルが長ければ、髪が成長して、十分太くなりますが、そのサイクルが短ければ、成長する時間もなくなるので、細く短いうちに抜けることになり、これが髪の毛全般に起これば薄毛ということになるとか、男性ホルモンが前頭から頭頂部にかけて多く分布するII型5αリダクターゼを増加させることによって、髪の柔毛化を引き起こすとか、詳細なメカニズムまでわかっているのに決定打がないというのも不思議な話ですね。
一方、東洋医学では、髪の毛は腎臓によって作られると言います。
そう言えば、中国の気孔の先生たちはかなりの高年齢でも皆髪がフサフサだったという話を聞いたこともあります。体の外から毛を生やそうする西洋医学に対して、体の内から毛を生やそうとする東洋医学のようにも見えて面白いですね。
昔は存在しなかったような様々な化学物質を体内に取り込むことによって腎臓はダメージを受け、髪が育たなくなっているという考えから、できるだけシンプルな食事に努め、適度に運動していれば髪は育つというというものです。
先日のNHKの番組で、腎臓は寿命をつかさどる臓器と言っていました。男性ホルモンの多寡など別の要因もありますが、髪の毛は寿命のバロメーターの一つなのかもしれません。
酒を控え、コーヒーを水に替え、塩分を控えた手作りの食事をいただく。当たり前の生活を無視して、どれだけ「良い」と言われる育毛剤で育毛しようとしてもバケツの底に穴が開いているように髪も抜けっぱなしなのかもしれません。