2022年2月スピルバーグによるリニューアルされたWest side storyが、封切られます。（予告)

さて、２月１１日封切られるスピルバーグのWest side story を新ウエストサイド、１９６0年にロバートワイズ監督によるWest side storyを旧ウエストサイドと呼ぶことにします。

新、旧と省略することもあるでしょう。旧は、この６０年間何回も何回も映画館で上映され、何十回と観ている人も多いので、延べ人数１０億人になるとも言われています。このような作品は、寅さんシリーズを除いて他にないでしょう。

名督監ロバートワイズの他、音楽担当は、あのレナードバーンスタイン、ダンス担当は、ジェロームロビンス監督でした。

わたくし、この半世紀、キューブリック、ヴィスコンティー、スピルバーグ、黒沢、小津と様々な映画を見て来ました。時計仕掛けのオレンジ、天国と地獄、イノセント、サウンドオブミュージック等心に残った作品は多いのですが、やはりNo,1は、１５歳の時観た旧West side story なんですね。

特に、団塊の世代の人だと私のような人間は、数百万人この日本に存在すると推測されます。

1960年 West Side Story　（旧）
ニューヨークの下町を仕切る二つの若者の不良グループが対抗していた。一方はポーランド系移民のグループジェット団もう一方は、新参プエルトリコからの移民からなるシャーク団だ。前者のリーダーは、リフ、後者は、ベルナルド。

(旧）チャキリス:ベルナルド　　　　　　　タンブリン:リフ

それぞれラスタンブリン、ジョージチャキリス　が演じた。　特にチャキリスさんは、一時アランドロンと並び彫の深い面立ちと素晴らしいキレのあるダンスで、我が国の女性をことごとく魅了し尽くしました。

隠れファンを考慮に入れると熱心な彼のファンは、１０００万人を越えたという。確か日本のTVドラマでも佐久間良子さんと共演されていると記憶しています。

ちなみにこの前お仕事でお会いした森口瑤子さんから、「私もまさにチャキリスに夢中でした」と聞いています。
(旧)ベイマ―:トニー＆ウッド:マリア

さて、このウエストサイド物語は、対抗する二つのグループの闘争と、ベルナルドの妹マリアと、リフの親友、トニーとの悲恋が、二つの大きな潮流になっています。特に後者は、現代のロミオとジュリエット物語と呼ばれていますね。マリアは、ナタリーウッド、トニーはリチャードベイマ―が、演じられました。

今回、ナタリーウッドさんは、既に水難事故で亡くなっておられますが、タンブリンさんとベイマーさんの現在の様子が、わからなかったのでニューヨークの探偵社で働く友人に調査を頼んだところ、三日前、お二人とも元気でいらっしゃるという報告を聴いて安堵しているところです。

現在、私は新ウエストサイドの情報は、全く得られておりません。したがって２月中旬に封切られるまで、不定期になりますが、旧ウエストサイドの名場面を記事にしていきたいなあと考えている最中です。

最期にロバートワイズ監督の（旧）ウェストサイド物語は、空前絶後の出来だったので、いかにスピルバーグ監督といえども、それを超えるのは至難の業のようにも思えます。

P.S : ちなみに、亡くなられたナタリーウッドさんは、私のマイルスデイヴィスの記事で、私の秘書ステラジェファーソンの役で特別出演されています。ご覧になる方は、上の動画のポーズボタンをクリックし音を消してから下記の写真の入った部分をクリックしてください。

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1961年West side story映画化 60年後ETのスピルバーグによってリニューアル！