ギターで2つ以上の音が出せない…という方におススメの4つの基礎トレ | 宝塚市のギター教室|中川雄の日々ギターブログ

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宝塚市でギター教室を開いております。初心者から経験者まで丁寧にレッスンさせて頂きます。

 

次のステップに……いきたい!

 

こんにちは、ギタリストの中川雄です。

レッスンでよく生徒の皆さんがつまづくポイントに

 

 

「2つ以上の音が鳴らせない」

 

 

というのがあります。

これが、なかなか難しいですよねあせる

 

しかし、ギター一本でメロディ、低音を弾くには必要なテクニック。

 

是非、一緒に克服できるようにしましょうニコニコ

これができると演奏の幅がグンと広がりますよ。

 

……さて、右手と左手。

それぞれに練習する時のコツがあるのですが、今回は右手にフォーカスを当ててみたいと思います。

 

そもそも何故、独奏が難しいのでしょうか?

 

コードを押さえてジャカジャカ弾くだけなら簡単ニコニコ

……でも、親指でベース。人中薬で1~3弦を弾きながら主旋律・内声を弾く。

すると難易度が格段に上がりますびっくり

 

 

原因を考える上で大切なのは「ミスをする理由」を考えてみると、良いのかもしれません。

僕が感じたのは下記の4点です

 

①弦移動することによって、右手のコントロール不安が発生する

②同一線上の弦を押さえる時に、左指の場所をミスしてしまう

③ベースを担当する右手親指のコントロールが不足している

④楽譜を読む、左手を見る。右手を見る……といった風に、視点がアチコチ移動することで失敗しやすい

 

さて、これら4つのポイントを克服すれば演奏の幅が広がります。

そこで、今回は4つのトレーニング・メニューを用意しました。

是非、日々の練習に加えて頂ければと思います。

 

 

 

4つのトレーニング・メニュー

 

 

 

Ex1) 1弦は人・中のオルタネイト(交互)でピッキング。親指はベースの6弦~4弦を弾く

 

 

まず最初はこちら。

 

1拍目は人差し指と親指を同時に弾きます。

その後、人中と交互で弾きつつベース担当の親指は6弦~4弦と移動しましょう。

 

この時、注意ポイントが2点あります。

 

①1弦は必ず人中の交互で弾く。同じ指が連続しないように注意

②親指→特に4弦が空振りしやすいので、右手をしっかり確認しながら練習する

 

 

 

Ex2 メロディを担当する1~3弦の弦移動

 

 

続いてメロディの弦移動のトレーニングです。

1番と似ているのですが、練習目的は少し違います。

 

ドレミ~と弾くとき左手を意識しても、右手は意外と意識されません。

ゆっくり人中の交互で弾くようにしましょう。

もし空振りが多いと、メロディを弾くとき失敗する確率が高くなります。

 

 

Ex3 ベースとメロディの複合

 

 

次に1番と2番のトレーニングを合わせます。

実際にやってみると分かるのですが……意外と空振りしやすいえーん

 

特に3弦と4弦を同時に弾く箇所は要チェックです。

ここで違う弦を間違って鳴らしてしまう。

そんなケースが本当によくあります。

 

右手で空振りする部分がある……ということは、曲練習する時も

そこが失敗ポイントになりやすいのですね。

 

 

Ex4 左手の動きと一致させる

 

 

 

 

最後に左手のクロマチック(半音階)を追加します。

1234フレットと1弦から3弦まで移動しつつ、右手の親指は6弦~4弦と鳴らします。

この右手と左手の動きをシンクロさせるのが目的です。

 

 

最後に

 

いかがでしょうか?

今回はちょっと……いえ、かなり地味な基礎トレーニングだったと思います。

でもこの4つをしっかりできるようになると、右手のコントロールが安定してイイ感じになりますよ。

 

 

 

 

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【中川雄 (なかがわ ゆう)】

ギターをD・シシリア氏に師事。J・ぺロワ、P・ヴァカ各氏のマスタークラスを受講。第10回アミグダラ国際音楽コンクールギター部門第2位(イタリア)。芸術連盟専門家会員。日本ジュニアギター教育協会専門家会員。宝塚アーティスト協会アーティスト会員。アルハンブラ・ギター教室オーナー。アピア文化サロン講師。