こんにちは、ギタリストの中川雄です。
今日も今日とてレッスンでした。
日々、「教える」ということをお仕事にしていますが、
僕自身学ばなければいけない点、そして上達して成長しないといけません。
そういう意味では山登りに似ているのですが、
楽器の上達。
とりわけクラシックギターの上達って
うすーい油紙を一枚ずつ折り重ねていくことに似ています。
それこそ丁寧に、毎日続けてやっと大きな山になるのですね。
中川雄《ギタリスト》/yuu nakagawa 《guitarlist》@YuuAbierto練習していて感じることですが、ギターの上達ってうすーい油紙を、それこそ一枚一枚積み重ねていくことに似ています。それも丁寧に、毎日積み重ねてやっと大きな山になるという。
2021年11月08日 12:44
そういう意味では終わりのない、果てのない階段ではありますが
最後まで楽しんでいきたいと思います。
さて、体験レッスンで70~80年代のフォークソングによくある
例えば「いちご白書」や「愛はかげろう」「シクラメンのかほり」
の定番アルペジオを弾いてあげると生徒さんから「おお~」と言われます。
……ただその一方では
「中川さんってこの時代生まれていませんよね?」
とニヤっとされますw
少し変な話ですが、昔は若いことが、ある意味コンプレックスに感じていた自分がいました。
なぜなら、年上の方に「教える」ということが多いから。
教室を立ち上げた当初は、気兼ねしていた部分もありました。
でもそんな紆余曲折を経て、時間とともに自分なりの方法を積み重ねてきました。
ですので、今では自信を持って「ここはこうだよ」と言えます。
ギターを弾くこと、楽器ができることは「憧れ」に近づくことです。
その目標に向かって、共に課題を解決するコーチのような存在でありたいと思います。
僕も一枚一枚、油紙を積み重ねています。
一緒に頑張りましょう。
でも、肩の力は抜いて楽しくね
ギターをD・シシリア氏に師事。J・ぺロワ、P・ヴァカ各氏のマスタークラスを受講。第10回アミグダラ国際音楽コンクールギター部門第2位(イタリア)またクラシックだけではなく、ライブハウスやイベント演奏、映画音楽オーディションのサポートなど幅広く活動する。国際芸術連盟所属ギタリスト。日本ジュニアギター教育協会専門家会員。宝塚アーティスト協会アーティスト会員。アルハンブラ・ギター教室オーナー。アピア文化サロン講師。