探偵というのは色んな依頼があるものでして、
以前、こんな調査がありました。
簡単に言えば依頼者の家の敷地内に不法なゴミが投機してあり
誰がほかっていくのかを突き止めるというもの。
指定された時間は深夜12時から朝の8時まで。
しかし、その日は深夜から雪が降り出し、
時折吹雪きになって視界は3メートルくらいになることもしばしばで、
こんな時に犯人が来ても撮影ができない…
なぜならそこは住宅街でエンジンもかけれないから
ワイパーも動かせないのだ。そう、探さんたちは、
犯人以外にも寒さとトイレとの戦をしなくてはいけないのであった。
犯人がいつ来るやもしれない時間を過ごすこと約5時間。
探偵さんらの張り込み車両の周辺を1台のパトカーが
行ったり来たりし始めた。ん~。不審車両と思われたのか(笑)
こちらの気配は完全に消しているはずなのに…
すると反対側に停まっている調査員の車両の後方に
パトカーがライトを消しながら近づいてきて停まった。
まるで探偵さんらを見張るようにして…
調査員は気が付いてるのか?
(調査員の車両からは死角になっているため)
無線で連絡を取ろうと思った矢先、警官が車から降りてきて
調査員の車両の窓をノックしているが・・・
数分後連絡が…調査員によると、
調査員が車内で吸っていたタバコの明かりを
警察は見逃さなかったようで職質したとか…(恐るべき観察力である)(笑)
ま、そんなことはどうでもいい。
問題は警察がなぜ現場周辺を周回してたかだが、
要は、探偵さんらと目的は同じで、(依頼者は別人物らしい)
ゴミの犯人を捕まえるのだとか…
おぃ、ちょっとまて!探偵さんらの仕事の邪魔をするな!
探偵さんの依頼内容は捕まえるのではなくて、
どこの誰か?を判明させるのだよ。
あんたたち警察がうろうろしてては目障りだ。と、いうことを伝えたら
分かってくれた?ようで敬礼をして立ち去ったのだが…
つづく!