負傷休養中の小牧騎手が、とあるサイトのコラムで「ローズキングダムはかなり変わった(悪い意味で)。でも、例え自分が乗れなくてもローズキングダムには走って欲しい。」と強く語った。
とあるスポーツ紙のインタビューでは、橋口師が「武豊騎手がG1復活したしね。ローズキングダムも復活の時だね。」と記者にお茶を入れながら笑った。
あたしが競馬をきちんと勉強(?)し出した頃、彼らは3歳世代だった。
まだハロンとか追い切りとか、はたまた社台やら藤沢カズヲやら、競馬用語からネタ情報まで何にも知らんうちに見たのがローズキングダム。牝馬はアパパネ、アニメイトバイオ、アプリコットフィズ。
それから、話についていけるように色んなことを覚えて、現役時代は知らないけど好きという馬や好きな騎手、厩舎も出来た。でも他人からは、何で?って思われる程好きなものってあるよね。あたしにとってはローズキングダムとマイネルキッツがそれ。理由なんてない。小牧、後藤、武、誰が乗ってもロウキンは眩しく、騎手は美しく見えたもの。
キッツにはマイネル服に身を包んだ松岡正海が一番似合ったもの。
因縁のJC。去年ブエナビスタが勝った時にブエナに与えられた言葉は「お前こそ真の覇者」。悔しかった。ローズキングダムが可哀想で可哀想で。お前じゃ駄目みたいだよ。社台様のシナリオにローズキングダムという役者は載っていないんだ。
豊はかなり上手くエスコートしたと思う。でも直線でズルズル後退。もうローズキングダムは走れないんだ。きっと小牧も後藤も武もよくわかっているんだ。ただ言わないだけなんだ。
場内が歓声に包まれ、ゴール前三冠馬同士の叩き合い。
あたしはラジオを切った。
「本番は小牧太になりきる。後藤という存在をどこまで消せるかがカギ。」
「安田記念はローズキングダムの騎乗依頼を頂きました。G1馬であり、名のある馬に乗せて頂けるのは光栄です。頑張ります。」
「自分が乗れなくても、ローズキングダムには走って欲しい!」
ローズキングダム…
もうあんな悲しい姿見たくないや…