★  徹甲弾

 

 徹甲弾は、自らの運動エネルギーで目標物の装甲に穴を開ける砲弾である。だから高硬度の特殊鋼で弾体は造られている。正に鉄の塊が落ちて来ると言う感じのものである。

 

 しかし、先端には軟鋼で造られた被帽が付けられている。装甲に当たった際に、弾体が跳ね返らず密着するようにとの工夫である。

 

 現在自衛隊の徹甲弾は、日本工機・ダイキン工業などで国産されているのだが、写真情報はない。そこで残念であるが、旧海軍で用いられていた91式徹甲弾を、イラストに示した。これは、戦艦大和に装備されていた物で、大和ミュージアムに展示されている物である。同館のホームページ掲載写真を参考にさせて頂いた(43)。この徹甲弾は、口径46㎝・長さ約2m・重さ約2・5tと言う巨大な物である。

 

(43) 大和ミュージアム <http://tompei1.la.coocan.jp/YamatoMuseum.htm>