★ 空戦用兵器
航空機は、固定翼航空機と回転翼航空機に分かれる。固定翼は飛行機、回転翼はヘリコプターである。どちらも空戦用兵器として用いられている。
飛行機空戦用兵器は、爆撃機・攻撃機・戦闘機・偵察機・哨戒機・輸送機の種類がある。航空自衛隊配備の戦闘機は、F—35A・F—15J・F—2Aである。爆撃機は配備していない。
爆撃機は、爆弾や空対地ミサイルを発射するものである。アメリカ軍には有名なB52が、半世紀以上もの間使われている。全長50m近い大きさで、最大爆弾搭載量が33トンであり、3機編隊で324発の爆弾を投下すると、幅1㎞・縦3㎞の地域を完全に絨毯爆撃して破壊できる(38)。
戦闘機・爆撃機は、機体・エンジン・装備品で構成されている。機体材料は、アルミ合金からチタン合金・FRPへと変わり、エンジンはニッケル合金・チタンアルミ合金・セラミックス複合材などで造られている。装備品には一部析出硬化系ステンレス、降着装置には超高張力鋼が使われているが、残念ながら鋼材は主要材料ではない。小さな部品の材料としては、重要な役割を果たしている鉄で作られた物があるかとも思われるが、情報開示されていないので、記述することは叶わない。
そこで、この項そのものが不要かとも思われたが、武器・兵器の中で空戦用兵器があることは述べておきたいので、掲載することとした。
イラストは、B52爆撃機である。産経新聞が台湾東部空域を飛行したことを報じる記事に掲載されていた写真を参考にさせて頂いた(39)。
(38) 江畑謙介『兵器の常識・非常識 空軍・ミサイル兵器篇』並木書房、1998年。
(39) 産経新聞「台湾周辺にB52爆撃機 中国軍機越境で牽制」
<https://www.sankei.com/article/20200212-7LMNMYIIPJMWPNYM22JBMBRKOM/>
