★ ボルト・座金・ナット
次はボルトである。ボルトには、六角ボルト、羽子板ボルト、両引きボルトがある。ボルトと対で使われるのが、座金とナットである。それぞれ多くの種類がある。ボルトを使って木材を組み付けるには、木材にあらかじめ穴を開けておいて、そこへボルトを通し、ナットで締め付けるのである。このとき、ナットの反対側に座金を挟んでおき、大きな面積で受けるようにする。
六角ボルトという名前は、ボルトの頭が6角形だからである。六角ボルトは、鋼製、合金鋼製、ステンレス製がある。厳重な規格に基づいて製造される。太さはM3という3㎜の太さのものからM76という76㎜の径のものまである。
羽子板ボルトは、かんぬきボルトとも言われ、地震の時に梁が落ちるのを防止するもので、梁と梁、梁と柱を締結するものである。ボルトの一方側に穴があいた40㎜角の平鋼材が溶接された形状をしている。ボルトはM12である。
両引きボルトは、彫り込み骨材を両締めする場合に用いられるもので、両端にねじが切られている。
さて、ボルトの歴史である。ボルトは古代からあったとする説もあるが、確からしいのは15世紀の文献にある記述らしい。誰の発明かまでは分かっていない(5)。
(5) NORD-LOCK GROUP <https://www.nord-lock.com/ja-jp/insights/knowledge/2017/the-history-of-the-bolt/>
