「蕊」という

礼文島で生まれた

小さな歌集を読みながら

わたしは



しきりに

藤田幸江さんのことを

思い出していた



藤田幸江さんも

二冊の歌集を遺し

四十代半ばで亡くなってしまった

釧路の

歌人



たまたま

綠鯨社という

出版社経由で

わたしの句集を

読んでくれた

藤田幸江さんから

長いお手紙をいただき

おざなりでない

感想と

一字一字

こころのこもった書きように

藤田幸江という

名前は

忘れられないものと

なり





それから

手紙やメールのやりとりが

始まった



藤田幸江さんは

白血病

だった




メールのやりとりの中で



エーデルワイス

薄雪草の

話題になった時



自分で撮った

薄雪草の写真を

小さな便箋のお手紙とともに

送ってくれた








年齢は

わたしより



ずいぶん下だったが

藤田幸江さんも

二人のお嬢さんがおられ



わたしの下の娘と

同じような

高校生くらいの時期で



反抗期の娘の

対応指南を

受けたりしたものだ






上の
これは

杣田美野里さんの

礼文島の

薄雪草



     西の風に耐えた分だけ

          輝くか

             ウスユキソウの

                        白の潔さよ



「蕊」の

薄雪草をみながら

しきりに思い出した



藤田幸江さんのこと…




北海道歌人会に

入選した

三十首は

応募前に

草稿を見せてくれたりした

わたしが

短歌の世界の人間ではないので

見せやすかったのだろう



入選発表の歌誌は

喜びの手紙とともに

送ってくれたり


彼女は

白血病再発の不安を宥めながら


旺盛な

作歌の時期を経て



第二歌集

「一瞬と永遠の間」を上梓

この歌集で

北海道新聞短歌賞佳作を

受賞する



送ってくれた

受賞式の

和服姿は

女優さんのように

美しかった




「落日に歪む海見ゆ

      人はみな泣いてこころの

                           水位を保つ」


好きな歌だ



森羅万象と

深く格闘し

思索しなければ

できなかった

歌だ




釧路湿原の

薄雪草のような

藤田幸江さんを

思いながら

八月が終わろうとする

いちにちを

過ごした…







おはようございます
あたしミャ~です
おかあさんのブログに
いらしてくださって
ありがとうございます
あたしから
こころから
お礼いいますにゃ〰️にゃ〰️

おかあさんとおとうさんは
昨日
仲良く病院へ
行きましたにゃ〰️
高脂血症や
血圧のお薬をもらって

帰りに
中華の松野さんで
焼きそばや
担担麺を
食べて来るなんて
なんて老人たちでしょうにゃ〰️


これが
ミャ~
正しい老人のありようよ…
ですって






にゃんだかにゃ〰️


みなさんの
今日が
油ものをやや控え目にした
健康的な
食生活の

いちにちになりますよう
念じますにゃ〰️にゃ〰️

まずは一杯の
お水を飲んでにゃ〰️

ミャ~✨ミャ~✨ミャ~✨ミャ~✨ミャ~✨ミャ~✨