ある方の本で新美南吉のでんでんむしのかなしみ、というお話を知りました。自分の背中の殻に悲しみがつまっていることに気づいたカタツムリが友だちにその不幸を話すと、それはあなただけではなく自分の殻にもつまっていると言われます。人は誰でもそれぞれの悲しみを背負っているというお話です。
時々、図書館で借りて読みます。今回は黒井健の絵です。