入り口には、どこにでもいますよね、こんな人。お疲れさまです、なんて言っている場合じゃない、相変わらずの長蛇の列。
並んでいない入り口から入ろうとしたら、チケットの提示を求められました。結局、あの列に並ばざるを得ないことに。
と、そこへ「Are you Japanese?」と若い女性に声をかけられました。「よかった!実は、かくかくしかじか・・・」
彼女はツアーのどなたかにキャンセルになった1枚のチケットをもらったのだそうです。時間指定になったチケットなのですが、友達と一緒だったため、一人で入るわけにもいかず、列の中に並ぼうとしていた言葉の通じる日本人をたまたま見かけ、わざわざ声をかけに来てくれました。「よろしかったらどうぞ」
事情を聞き、それなら「料金をお支払いします」と言ったのですが、「もらったものなので、結構です。今ならまだ時間に間に合いますから」と言ってくださいました。
ローマに帰る電車の時間が気になっていた私は、ありがたく頂戴しました。本当に助かりました。
もし、このブログを見てくださっていたら、改めて、お礼を言いたいと思います。ありがとうございました。
さて、美術館の内容はギャラリーアオキのHPをご覧ください。
http://www.gallery-aoki.com/uffizi.htm
素晴らしい芸術に触れることができ、建物が乗っかっているベッキオ橋をチラ見し
、ローマへの帰途につきました。






