Gallery Aoki

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ギャラリーアオキのSTAFFが綴るハッピーな日常

Amebaでブログを始めよう!
久しぶりの更新になってしまいました。

スタッフ数人で書いていますが、皆忙しいんですよねしょぼん

さて
イタリアはフィレンツェのウフィツィ美術館に再度訪れることができました。
2度目ですのでどこに何があるかはほぼ把握。
前回は入れないのではないかと心配するほどの混雑でしたが、今回は美術館はじめ、市内全域すいていました。
ボッティチェリの「ビーナスの誕生」と「春」、やはり素晴らしい目
椅子に腰掛け、しばしうっとりニコニコ
その他、ダ・ビンチやラファエロの絵などを堪能できました。

ところでイタリアの食と言えばパスタとビザを思い浮かべますが、肉も美味しいのです。
Bistecca alla Fiorentina ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ、フィレンツェ風ステーキです。
実はかく言う私もそれを知りませんでしたが、友人に肉がおいしいと聞き、本場フィレンツェで食べてみました。
イル・ラティーニというお店へ行きましたが、人気のお店のようで、開店前からぽつぽつ人が来ていました。

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前菜に生ハムなどを頼み、肉の他にはリゾットなどを頼みました。
赤ワインのデキャンタがテーブルにどんと置いてあり、みんな好き勝手にグラスに注いで飲んでいました。料金は・・・不明です。
ぶら下がっている生ハムの固まりと瓜二つな(?)店員さんもご機嫌!


$Gallery Aoki

さて、フィレンツェ風ステーキですが、なんと量が1 kgショック!
立派な骨までついての量ですが、それにしても一人ではかなりハード。
で、お味の方は・・・塩味をつけただけの肉を炭焼きにしたシンプルなステーキでしたが、それが美味しいビックリマーク

他のお店でどのように出しているかわかりませんが、イタリアでパスタやピザに飽きた方へおすすめの料理です。

       ギャラリーアオキ Press 担当
あっという間に2009年も終わり、2010年が始まりましたね。
振り返れば目まぐるしく過ぎた一年ですが、ギャラリーにとってとても充実した
実りある一年でした。

スタッフ一同、今年もあくせく働きます!
いつもお客様には感謝しております。
そして温かなお言葉をいただいて、励まされております!

今年もどうぞよろしくお願い致します。

そしてまた、素敵な出会いがありますように☆

                webデザイナー M

ロシアのミコーニンさんって知ってます? 「え! だれ?」
「ほら、オリンピックや世界陸上なんかでミコーニン記録っていうでしょう」
あれって本当は「未公認記録」なんだってね。
ロシアにミコーニンという人がいるのかと思ってましたよ。

でもさあ、陸上でも水泳でも未公認記録っていっぱいあるじゃないか、
おかしいと思わなかったの?
ミコーニンさんはすごいなあ、「万能選手なんだ」と思ってたんですよ。
ある居酒屋で会話でした。立川談四楼の「もっと、声に出して笑える日本語」より


勘違いと言えば、絵画の世界にもあります。
いつの間にか「夜警」とされてしまったあのレンブラントの作品です。


Gallery Aoki-夜警



本当のタイトルは「隊長フランス・バニング・コックと副官ウィレム・ファン・ライデンブルフの市民隊」
という長いタイトルなのですが塗り重ねたニスが黒ずんで夜の光景のようになり、いつの間にか「夜警」と呼ばれるようになってしまったのです。

その上、この作品が市庁舎に移される時には横幅が長すぎるということから左側を60cmも切り取られてしまいました。
おかげで、左端にいた二人の人物が消えてしまったのですが、もともと架空の人物だったので事なきをえました。
きっと草葉の陰からレンブラントとコック隊長が苦笑いをしながら見ていることでしょう。

もともと制作時にはアムステルダムの火縄銃組合本部のホールにかける予定のものだったのですらサイズが合わなかったわけです。

この作品は、とにかく話題が豊富です。いったい何人が描かれているのか?、中央左に描かれた少女は何者なのか?、なぜ鶏をぶら下げているのか?
実在した人物はどれなのか?レンブラント自身が描かれているというが本当か?等々。

この中のうちの18人が実在した隊員らしいのですが、一部の隊員からは不評でした。「同じようにお金を支払っているのに公平に描かれていない」というのです。
評論家の高い評価とは裏腹にこの作品を境にレンブラントは落ちぶれていき、不遇の生涯を閉じることになったのです。
そのことの方がむしろドラマティックかもしれませんね。




                                             ギャラリーアオキの代表者