投資の目的 | 個人投資家のための投資街

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金融関連の仕事を長らく続けて営業・企画・経営すべて経験しました。それを踏まえた投資・マネーについてお知らせします。会社とユーザーその架け橋となりたいと思い開設しました。

第一回

投資・相場の目的



最初に一番、大事なことをお話しします。

物事にはどんなことでも目的があります。

この目的を達成できたかどうかで成功したか失敗したかが判断されますので、

まずは目的をはっきりさせることが大事です。

例えば、オリンピックで銅メダルを取った選手がいたとします。

もしこの選手の目的(目標)が金メダルを取ることだったとしたら、この結果は失敗です。

一方、10位入賞を目的(目標)に掲げていた場合は大成功です。

このように同じ結果でも目的が違えば成功・失敗は分かれます。



投資・相場の目的

・ 利益を得るため

・ 知的ゲームとして

・ スリルを味わうため

・ 経済の勉強のため

投資・相場を行う目的は、いくつもあると思いますが、代表的な理由をあげてみました。

例えば、知的ゲームとして投資を行った場合には必ずしも利益を上げることが成功ではないことに気付かれるでしょう。

機械的に売買シグナルに従った取引を行うのは知的ゲームとしては面白くないかもしれませんし、先行きが不透明なときに休むこともしたくないでしょう。



このように、目的を明確にすることから投資について考えていきましょう





投資・相場に割ける時間

投資・相場に、みなさん、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

一攫千金・濡れ手に粟・いい儲け話がないか

もし、このようなイメージを少しでもお持ちであれば改めてください。

投資=ビジネスとお考えいただくのが一番正しい考え方です。

証券会社の店頭や書店では、投資は簡単だという本があふれています。

確かに投資を行うのは簡単です。

株式であれば、証券会社に口座を開き資金を送金すれば、後は電話やパソコンでNTT株を●株、買ってくださいと言えば買えます。



そこで、先ほどの話に戻って頂きたいのですが、目的を=投資を行うこと

に限定していればそれでもいいでしょう。

しかし、それではいけません。

ここでは、投資=利益を上げることを目的とした話をしていきたいと思います。

その中でも配当や利子を狙うのではなく、売買益を目的として投資の限定して

話を続けていきます。



本題に戻りますが、投資に避ける時間はどれくらいでしょうか?

一ヶ月に一時間

一週間に一時間

一日一時間

一日十時間

皆様、それぞれだと思いますが、一ヶ月に一時間しか避けない場合には、残念ですが本格的に投資を行うことはあきらめてください。手を出さないほうが無難です。

一ヶ月に一時間しか仕事をしないで利益を上げる=そんなことは至難の業です。

どれくらいの時間を割くべきかという問題には細かく触れませんが、



投資には真剣に取り組む必要があるということ

自分の取れる時間によって投資スタイルが変わる



この二点を心に留めておいてください。





投資の基本

投資で利益を上げるには、

ルール①

・ 安く買って高く売る

・ 高く買って安く売る



100円の品物を買って150円で売れば50円の利益が得られます。

ということは、買値よりさらに値段が上がらないと利益が得られません。

つまり、現在の値段よりも将来の値段に注意しなければいけないということです。

ワンシーズン遅れの服は安く買えます。しかしその服が値上がりすることは期待するだけ無駄です。

単なる値ごろ感だけで、売買を行ってはいけません。



ルール②

ハイリスク=ハイリターン

ローリスク=ローリターン

まず、この3つの基本的なルールを覚えることから始まります。

よく、新しい金融商品を説明する際に、ローリスクミドルリターンなどという宣伝文句が書かれていることがあります

しかし、基本的にそのいようなうまい話はありません。

10%の収益が期待できる商品は10%の損失を覚悟する必要があります。

資金が2倍になる可能性がある場合には、ゼロになる可能性もあります。



リスクよりもはるかにリターンが大きいと宣伝しているような話には慎重になりましょう。



ルール③

現在の価格は正しい



価格は原則として正しいものです。

よくこの株・為替・商品がこの値段なのはおかしいと、だから正常な値段に戻るはずだという話を聞きますが、値段は、あらゆる価格の変動要因・人々の心理状態を加味した値段だと考えてください。

確かに価格が必ずしも正常な需給バランスを反映しているとは言いがたいときもあります。

それはバブルを体験なされた方は理解されていると思います。

ただし、少なくとも価格は、その市場に参加している大勢の人々が一致した上でついた価格です。

自分の考えが絶対的に正しく、市場が間違っていると思い込むと大きな損失が発生する可能性があります。





市場とは

市場とは、大勢の参加者が売買を行う場です。

物々交換から始まり、現代ではコンピュータによる売買の割合が非常に多いのが市場の特徴です。

市場においては、多くの参加者が多くの情報を元に売買を行い、価格形成を行います。







市場参加者には大きく分けて

実需家

投機家

の2種類があるといわれます。

実需家とはたとえば、大豆を例に取りますと、大豆を生産し、市場で売却する農家です。

投機家は、売買差益を狙って取引を行う人々です。

ただし、実需家が実需の売買しか行わないかというと、決してそうではなく大豆の生産農家が、大豆の先行き高を見越して、投機的な買いを行うこともあります。

実需家も投機家も当然のことながら市場から少しでも大きな利益を得ようと必死です。

いわば市場・売買のプロが集まっています。

株式市場・商品市場・外国為替市場等、個人の方々が気軽に参加できる市場は確かに最近増えてきました。

それは、取引を行うことが簡単になっただけであり、決して利益を上げるのが簡単になったわけではないということを繰り返させていただきます。





需給バランスと価格

では、価格とはどのようにして決まるのでしょうか。

簡単に言いますと価格は需要(買い手)と供給(売り手)の需給バランスで決まります。

会社の業績がいかに良かろうと需要が少なく、供給が多ければその会社の株価は上がりません。





買い手=100円で10個買いたい

売り手=110円で10個売りたい

この場合、売買が成立しませんので、買い手・売り手が譲る必要があります。

どうしても買い手が欲しい場合には110円でも買うでしょう。

もしかしたら双方が譲り合って105円で成立するかもしれません。



これを多数で行うわけです。

買い手側=100円で30個買い

売り手側=110円で10個売りたい

このような場合には、売り手は値を下げる必要がありません。

110円で売っても20個足りないわけですからこのような場合には価格が上昇します。

120円になったら、買い手側でそんなに高いのならいらないという人も出てくるかもしれません。また、110円では売りたくないけど120円なら売ってもいいよという人が現れるかもしれません。

このように、需給バランスで価格は決まります。(価格で需給バランスが決まる)

価格決定の根幹は需給バランスです。



現在と未来

投資でもっとも大事なのは予測です。

そのためには、過去・現在・未来の分析をする必要があります。

そして、現在をいくら分析してみても投資には成功しません。

Aという会社が非常に業績がよく、過去最高の利益だったとしても

その好成績は現在の株価に織り込まれています。来年どうなるのかを予測してください。

そして中身を吟味してください。



株価とは学校の成績のようなものです。

常に50点の成績の生徒が75点の成績を取ると大変な好成績です。

ところが常に75点の生徒が75点の成績だといつもどおりです。



そして、常に50点の成績だった生徒が75点を取ると次からはその成績を期待されます。

55点では満足してもらえません。

会社と株価も似たようなものです。

好業績の会社は株価は高いのですが、常に好業績を期待されます。

そのため、さらに株価を上げるにはさらなる好業績を上げる必要があります。



よくない会社は株価は低く、業績も芳しくありません。

そのため、株価を上げるには少し成績を上げればいいのです。

ただし、何の努力もなしに急に100点を取れるわけではありませんので、

努力をしているかどうかをきちんと見極める必要があります。











価格の変動要因

価格の変動要因にはさまざまなものがあります。

また、その商品(株式・通貨・物品)によりさまざまな要因が挙げられます。

そのため、今後、価格がどう動くかを予測する方法はさまざまな方法があります。

その中の代表的な手法がファンダメンタル分析とテクニカル分析です。

◆株の変動要因

株価の変動要因は社会問題から天変地異まで非常に多岐に亘り一概に言い表すことは出来ませんが、最も影響度が大きい要因は「企業業績」と言われています。これは、企業業績が伸びれば株主は配当金の増加の恩恵を享受できるからにほかなりません。また、株価の動きは企業の利益動向と非常に相関度が高いことも実証的に明らかにされています。しかし時には、業績が良いのに株価が下がるケースもあります。これは「需給」など他の変動要因の比重が高まった局面で見られる現象ですが、投資家は常にその変動要因を分析し投資に当たることが求められています。



以下、企業業績以外にも影響が高いと見られる要因を挙げてみましたが、株価の変動要因は大きく「外部要因」と「内部要因」の2つ分けることができます。



<外部要因>  外部要因の代表的なものには、「景気」、「金利」、「為替」、「財政」、「技術革新」、「政局」、「海外動向」などが挙げられます。



<内部要因>  内部要因は、「投資主体別売買動向」、「信用取組み」、「裁定取引状況」、「ファイナンス動向」などのように、直接的に株式需給に影響を与える要因を示します。外部要因に比べ短期的な影響が大きく撹乱要因となることもありますが、目先の株価変動を捕らえたい向きはその動向を注視しています。





◆外国為替の変動要因

外国為替の変動要因については、確固とした要因はありません。

ただし、大きく分けるとファンダメンタルズ要因と市場の需給要因、政策要因の3つに分けられるといわれています。



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★ フアンダメンタルズ要因・・・経済の基礎的諸条件(インフレ・経済成長率等)

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★ 市場の需給要因・・・貿易関連の実需や機関投資家の売買等

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★ 政策要因・・・当局の介入、G7の国際協調体制等









ファンダメンタル分析とテクニカル分析



ファンダメンタルの長所と短所



テクニカル分析の長所と短所



テクニカル分析の基本



投資に関わる人たち



・ 証券会社営業マン

・ アナリスト

・ 新聞

農耕民族と狩猟民族









第二回

テクニカル分析①

トレンド系

投資心理



第三回

テクニカル分析②

オシレータ系

実践活用

投資家への道



投資に関わる人たち



・ 証券会社営業マン

・ アナリスト

・ 新聞