今日は蕪村の命日です。
蕪村はここに眠っています。
山の斜面の杉木立の合間に小さなお墓が京の町を眺めるように建っています。
我も死して碑に辺せむ枯尾花 蕪村
松尾芭蕉が庵を結んでから80年ほど後に与謝蕪村が訪れ、尊敬する芭蕉の庵が荒れ果てているので修復して住ったようです。
以前寺の裏山の墓まで登ったことがありますが、
観光寺院ではないので、たまにしか開いていません。
確か井伊直弼の愛人だったという村山たか女の関係の諸々や、私と同じく巳年だったそうで弁財天を信仰し、作らせた弁天堂があります。
私は先日こんなものを作りました。
白蛇がガラス玉に描かれた弁天さんを舌の上に鎮座させているものです。
ちょっとシュールですかね。