本日、ご紹介する絵画は
海老原昭治 氏が制作した
『いかるがの里』です。
まずは、作品をご覧ください。
こちらの絵画は『いかるがの里』という作品名で、
聖徳太子こと厩戸皇子(うまやどのみこ・うまやどのおうじ)と
その一族ゆかりの地、奈良の斑鳩(いかるが)にある建物を
海老原先生は描いたことは間違いないと思うのですが、
皆さま、何か疑問に思われませんか?
タイトルが『いかるがの里』で、
斑鳩(いかるが)と云えば法隆寺が有名ですが、
この絵画の塔は三重ですよね?
なるほど・・・と思い、スタッフSはさっそく
『斑鳩三塔』を調べまして、
①法隆寺の五重塔
②法起寺(ほうきじ)の三重塔
③法輪寺の三重塔
この中の、どれぇぇ~~~と考えた結果、
②の法起寺?
と、一度は思ったのですが・・・
改めて作品を見直してみると、
迫力ある金堂、塔の周りの建物、
そして背景の山々・・・これらを考えると、、
やっぱり、法隆寺を描いた作品だと思い直しました。
視点により、五重塔が三重塔に見える事もありますものね!
海老原先生にお会いする機会がありましたら
『いかるがの里』について聞いてみたいと思います!
「えっ、全然違うよ。」
・・・・・なんて、
先生に言われてしまったら、、、
笑って許して下さいね。m(_ _ )m
ともかく、
理屈抜きでとても素敵な作品なので、
皆様にご覧頂きたいと思っております。